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岡崎城跡「月見櫓」発掘調査 現地説明会に行ってきました

2017.09.07

9月2日に行われた岡崎城「月見櫓」発掘調査の現地説明会に行ってきました。
午前と午後の2回に渡って行われ、たくさんの方が参加されていました。

今回は天守付近の月見櫓の発掘で、どんな構造をしていたのか手がかりがいくつか見つかったそうです。

岡崎城の月見櫓とは

岡崎城の月見櫓は明治5年の古写真に姿や様々な絵図、書上文書など手がかりとなる資料が多い場所。
明治6年の廃城令により、天守などとともに解体されてしまったようです。

この位置は南方を遮る建物がなく月見適した立地であり、風呂谷曲輪という細長い曲輪があり、枡形虎口で横屋がかけられる作りになっている場所が見下ろせることから、戦時の時には防衛拠点になった場所。

もともと月見櫓、脇多門櫓、平櫓、風呂谷門と建物が連続していた場所なのだそうです。

実際のサイズよりも実は大きいかもしれない?月見櫓

さっそく受付を済ませて、資料をいただきます。

今回は月見櫓から風呂谷までを8月14日から9月22日までを発掘したそうです。
こちらがいただいた資料に載っていた絵図です。

月見櫓、脇多門櫓はこのような形をしていたと思われています。

明和7年(1770年)の「書上文書」に城内の規模が、月見櫓は「裄行3間1尺(約5.7メートル)、梁行3間2尺(約6.0メートル)」、脇多門櫓は「裄行9間(約16.2メートル)、梁行3間(約5.4メートル)」と書かれていました。

しかし実際に月見櫓のあった場所を掘ってみると、東西は0.2メートル、南北は2.7メートル大きくなることがわかったそうです。
建物の増改築が原因なのか理由はハッキリしませんが、もう少し調査が必要なのだそうです。

さらに脇多門櫓と月見櫓の間には石組溝が見つかり、これは排水用の溝と考えられるとのこと。
距離が1.0メートルと小さいので屋根の雨落水を流すものではないかという見方ができるそう。

さらに隣の平櫓の以降にも溝が確認されていますが、傾斜がついているかどうかはまだわからないそうです。
この溝を通って水がどこへ流れるかはまだ調査中で、その方向がわかれば正確な櫓の姿が見えてくるのではないでしょうか。

今回の発掘で出てきた出土品も展示されていました。
桔梗紋が出てきていたというのは、いろいろ想像が膨らんで楽しいですね。

岡崎城へのアクセス

住所:愛知県岡崎市康生町561-1
電話:0564-24-2204

<電車>
ルート1:名鉄「東岡崎駅」より徒歩15分
ルート2:名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス大樹寺行他「康生町」下車徒歩5分
ルート3:愛環「中岡崎駅」より徒歩10分

<駐車場>
7:00~22:00…100円/30分
22:00-翌日7:00…50円/30分
※上限1,500円で24時間利用可能。

<入場時間>
9:00〜17:00(入館は16:30まで)

<定休日>
年末(12月29日~12月31日)

<入場料金>
天守閣
一般大人200円/一般小人100円
【家康館との共通入場券:一般大人510円/一般小人270円】

<サイト>
https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/top

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北村美桂

岐阜県出身。歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営と、Google Analyticsを活用したライティングを行うWebライター。現在は参加者全員が新聞紙カブトをかぶる歴史イベント「名古屋歴史ナイト」を3ヶ月に1回開催中。会の情報はこちらでも更新中。

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