武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2019年1月11日記事のため内容が古い可能性があります。

城を巡る 現存天守の巻:弘前城(前編)

2019.01.11

現存天守とは

修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。

日本最北地にある現存天守・「弘前城」

別名:鷹岡城。青森県弘前市にある平山城。津軽為信・信枚親子により築城される。
2019年現在、石垣修復のため天守が一時的に移動されている。

大手門付近

城郭の南側にある、外堀と大手門。簡素な作りですが、風格があります。

南内門

大手門を通り、三の丸を北上すると見えるのが南内門。
大手門と南内門も含め、城郭内には現存する門が5棟あります。

二の丸から本丸へ

南内門から北へ行くと、前方に堀と真っ赤な下乗橋がお目見え。

下乗橋からは素晴らしい本丸石垣が見られます。天守はここからまだ見えず。

本丸

天守不在の天守台。これはこれで、貴重な風景と言えるでしょう。

本丸の西側には、蓮池が広がっています。春の桜も良いですが、夏の蓮もきれいでしょうねえ。

天守

そして、現在引っ越し中の天守!こちらは、天守台の近くにある展望台から。
石垣の修復は2021年終了予定ですので、このお姿を見られる期間も少なくなってきました。

更に近づき、入口付近から。1枚目とは違う顔を見せてくれます。

天守一階

天守一階には、どのようにして天守を移動させたのか、という展示物。そして階段。


天守二階・三階

1枚目は二階からの眺め、2・3枚目は三階の様子。
入城から閉館まで2分しかなかったため、ゆっくり見られなかったことが悔やまれます…


天守の風格はもちろん、その天守を移動させた知恵と技術にも心打たれました。
次回後編は、他の現存櫓や門などを見ていきましょう!

 

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弘前城へのアクセス

電車で行く:JR奥羽本線・弘南鉄道弘南線「弘前駅」下車→路線バス「市役所前」下車、徒歩約5分
      弘南鉄道大鰐線「中央弘前駅」下車、徒歩約20分
車 で行く:東北自動車道「大鰐弘前IC」より、北西方面へ約30分

地域カテゴリ

新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

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