家康公の信仰心を感じる江戸の祭り
徳川家縁起の祭 江戸の三大祭りの一つ神田祭
神田祭
徳川家康が会津征伐や関ヶ原の合戦で神田大明神に戦勝の祈祷を命じた。
家康の命によって毎日祈祷を行っていたところ、9月15日の祭礼の日に家康が合戦に勝利し天下統一を果たした。そのため徳川家康の崇敬するところとなり、社殿、神輿・祭器を寄進し、神田祭は徳川家縁起の祭として以後盛大に執り行われることになったという。
江戸幕府の庇護を受け、江戸城内に祭礼行列が練りこみ、将軍・御台所の上覧があったことなどから、江戸の庶民たちからいつからか「天下祭」と称されるようになった。
大祭は隔年(西暦奇数年) 5月開催
エリア東京都千代田区 神田明神周辺
※2015/12/1の情報です。
徳川家康を神の例祭としてとおこなわれる
東都随一と称された江戸三大祭りの一つ
山王祭
日枝神社は、1590年(天正18年)徳川家康公が江戸城入城より、江戸城の鎮守である山王社(日枝神社)は爾来、将軍家の産土神として江戸300年を通じて東都第一の社として崇敬されました。
6月15日の大祭である山王祭は将軍家康を神の祭礼として、その規模は東都随一と称され、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本三大祭の一と称され、その祭礼に係わる費用を幕府より支出したことから「御用祭」ともいわれました。
例年6月(神幸祭は隔年)
エリア東京都千代田区永田町周辺
日枝神社周辺
イベント内容隔年開催の神幸祭では、東京都心を300mの祭礼行列が練り歩きます(平成27年の開催はございません)。
「神輿行列」と「山車行列」で構成されています。山車行列は氏子の町々(百六十余町)が単独或いは類で参加し、山車の数45台と決められたが、附祭である踊屋台、練り物に趣向が凝らされ、華美に亘るとしてしばしば禁制をもって取締りがありました。
東京の中心で江戸時代にタイムスリップしたかのような体験をぜひご堪能ください。
日枝神社 03-3581-2471
※2015/12/1の情報です。
江戸の粋を今に伝える
日本―の黄金大神輿が担がれる江戸三大祭
深川八幡祭り(別名:水掛け祭り)
約370年の歴史を誇る江戸三大祭りの一つ
3年に1度、八幡宮の御鳳輦が渡御を行う年は「本祭り」と呼ばれ、大小あわせて120数基の町神輿が担がれます。大神輿五十数基が勢揃いして連合渡御する様子は、この祭りならではの迫力。暑さ避けに水を掛けることから別名「水掛け祭」の別名通り、沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がります。
8月15日を中心に開催
エリア東京都江東区
※2015/12/1の情報です。
浅草神社の神輿3基と数多くの町内神輿が浅草界隈を練り歩く
江戸時代から現代において当代随一の荒祭り
三社祭り
宮戸川(隅田川)で漁労をしていた、檜前浜成・竹成の兄弟が魚網の中から一像を持ち帰りその観音像を土師真中知が自宅にお祀りしたのが浅草寺のはじまり。のちに土師真仲知命と檜前浜成命・竹成命の三名を三社権現と称しお祀りされたのがこの浅草神社の起源となる。三社権現の尊称を奉られ祭祀されるようになりました。三社祭は、江戸三大祭りのひとつに数えられ、下町の情緒を今に残す名物行事になっている。
期間中には毎年150万人もの人々が見物に訪れる。
毎年5月
エリア台東区浅草
※2015/12/1の情報です。