愛知の城を巡る 山中城
2024.04.20
2020.06.12
春日山の側に凛々しく立ち、睨みをきかせる上杉謙信の像。
謙信は立像・座像・騎馬像の三種が存在する数少ない武将で、
他はおそらく、加藤清正・徳川家康だけではないかと思います。
春日山城跡
所在地:新潟県上越市大字中屋敷1357−1
蒲生氏郷の生誕地・日野城跡近くにあるのがこの像。
右手には筆を持ち、会津から九州に行く途中に立ち止まり
望郷の歌を詠んでいるお姿をイメージした像だそうです。
ひばり野公園
所在地:滋賀県蒲生郡日野町大字上野田ひばり野
主家である尼子家再興に、その生涯を捧げた山中鹿介。
その意気込みとして、「願わくば、我に七難八苦を与え給え!」
と三日月に誓った、という逸話をもとにした像かと思います。
月山富田城跡
所在地:島根県安来市広瀬町富田
長宗我部元親が、初陣を飾った際の勇姿をイメージした像。
突き出した左手は、眼下の四国を掴み取るイメージだそうで、
形から推測するに、親指の辺りが高知になるんじゃないでしょうか。
こちらは、高知県歴史民俗資料館にある「飛翔之像」。
姫若子から鬼若子へ、四国統一の道を歩み始めたお姿。
鎮守の森公園
所在地:高知県高知市長浜5716
岡豊城跡(高知県歴史民俗資料館)
所在地:高知県南国市岡豊町1099−1
名古屋城築城時、堀川の開削を担当したのが福島正則。
そんな縁から、堀川沿いの納屋橋ゆめ広場につくられたのがこの像。
勇猛果敢である一方、失敗エピソードにも事欠かない武将です。
納屋橋ゆめ広場
所在地:愛知県名古屋市中区栄1丁目1
上記の福島正則が、酒で失敗した有名な逸話の主役がこのお方。
「この酒を飲み干せたら褒美をやる」と正則にからまれた母里太兵衛は、
見事これを飲み干し、褒美として正則の愛槍・日本号を持ち帰ったそうな。
光雲神社
所在地:福岡県福岡市中央区西公園13−1
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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