100名城を巡る「金山城」
2024.09.28
2019.07.13
みなさんは、神社にお参りに行く前に、どんな「お守り」があるかな?と下調べをしますか?
私はホームページで、その神社の御利益を確認して、お守りの種類を事前に調べてから出かけます。
何をみてくるといいのかな?お守りにはどんなものがあるのだろうというのは、一番の関心事。
そんなお守りですが、「お守り」とは、そもそもどのようなものをいうのでしょう。
今さら聞けないお守りのこと
「お守り」について、深く考えたことがなかったので、まず辞書で調べてみました。
お守りとは、「神名、仏、菩薩、諸天、鬼神の像、あるいは種子(しゅうじ)、真言などを書いた札符で、これを持つものは神仏などに守護されるとしてこの名がある」(ブリタニカ国際大百科事典より抜粋)と書かれていました。
思っていた通りでよかったです。
日光東照宮のホームページ(http://www.toshogu.jp)にも書かれていますが、祈祷されたお守りは、授与品として受けるものなので、授けていただくものです。
「お守りを買ってくる!」と言ってしまいがちですが、正確には「代金を払う」とか「買う」とかではなく、「お納めして受ける」と言うのが正しい言い方です。
とはいえ、場の雰囲気などもありますので、「買ってくるね」と言ってしまうこともあるかなと・・。
けれど正確なことを知っておくと、いざというときに恥をかかなくてすみます。
お守りには神様がいらっしゃる
神社は「神様」が祀られていますので、受けるお守りには「神様のお心」が宿っています。
神様なので数え方も1個ではなく1体(1躰)といいます。
日光東照宮は、1617年に徳川初代将軍の徳川家康を御祭神にお祀りした神社ですね。
日光東照宮には家康が東照大権現として神様となり祀られています。
家康は戦国の乱世を平定し、世の中に秩序を生み、組織を確立し、そして学問を勧め、260年もの間、日本の平和の礎をつくった人物です。
家康のよい考えや行い、そして知恵を「お心」として受けると考えると感慨深いものですよね。
ちなみにお寺は仏様が祀られていますので、お守りには「仏様のお心」が宿っていますよ。
日光東照宮では、いくつかのお守りを授与していただくことができます。
お参りがすんだら、ぜひ受けとってくださいね。
私がおすすめしたいお守りは、日光東照宮奥社限定の「叶鈴守」です。
鈴の音色は昔から神気を帯びる効果があるとされています。
また魔除けやご祈願をするときには、神様をお呼びするためにも使いますね。
このお守りは家康の霊廟の近くにある御神木「叶杉」の御霊をお分かちしたお守りです。
白やピンクなどのきれいな色の鈴がありますが、私はピンクの鈴にしました。
この鈴のピンク色は、高揚した頬の色のようで元気な桃色という感じ。桃の花の色に似てるとてもかわいらしい色です。
音色もとても美しく、澄み渡った音が響き渡わたります。
楽器のような音色の鈴です。
美しい音色ですが高音の音が響きますので、持ち歩くものにつけると、場合によってはビックリすることになるかもしれません。
日光東照宮に行かれるときは、ぜひ奥社まで足を延ばしてみてください。
※この記事とあわせて、こちらの記事(日光東照宮奥社|徳川家康の御墓所でパワーをいただく)も読んでいただくと「奥宮参拝」をおすすめする理由がより詳しくわかっていただけると思います。
【日光東照宮 奥社】
栃木県日光市山内2301
拝観時間
4月1日 ~ 10月31日(8:00~17:00)
11月1日 ~ 3月31日(8:00~16:00)
拝観料
日光東照宮単独拝観券
個人(1~34名)
大人・高校生 1,300円
小・中学生 450円
詳しくはホームページにて
rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
関東地方の記事
バックナンバー記事
この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています