愛知の城を巡る 山中城
2024.04.20
2020.07.17
今年の大河ドラマの主役、明智光秀の少々個性的な像。
まだ行けてませんが、岐阜県可児市の明智城跡など近年各地で
光秀像が建てられており、武将像が増えるのは喜ばしい限りです。
坂本城跡
所在地:滋賀県大津市下阪本3丁目2−1
光秀とともに、大河ドラマでの活躍が楽しみな細川藤孝の像。
この像からは、知識も経験も豊富な教養人という印象を受けますが、
実は角を持って牛を投げ飛ばしたという逸話もある面白い人物です。
水前寺成趣園
所在地:熊本県熊本市中央区水前寺公園8−1
柴田勝家の家臣として活躍しただけでなく、討死覚悟の勝家を二度も諌め
最期は賤ヶ岳で身代わりとなった忠臣。それが、この毛受勝照というお方。
知る人ぞ知る武将の像が、このように建っているのは素晴らしいですね!
尾張旭市文化会館
所在地:愛知県尾張旭市東大道町2410−11
キリシタン大名として名高く、後に福者に認定された高山右近。
21歳のときに高槻城主となり、この地でキリスト教の布教に注力しました。
こちらは、高岡城跡の大手口付近に立つ像。
右近が前田利家のもとにいた時、築城に携わったというつながりがあるとか。
型は恐らく、高槻城跡のものと同じではないかと思います。
高槻城跡(城跡公園)
所在地:大阪府高槻市城内町3−10
高岡城跡(高岡古城公園)
所在地:富山県高岡市古城1−9
こちらもキリシタン大名、宇土城主などを務めた小西行長の像。
領地が接していた加藤清正との不仲エピソードが盛り沢山なお方。
宇土城跡
所在地:熊本県宇土市神馬町280
1581年、羽柴秀吉の壮絶な兵糧攻めの舞台となった鳥取城。
毛利方から守備を任され、決死の覚悟で入城したのがこの吉川経家。
覚悟を決めていざ入城、というお姿をイメージした像ではないでしょうか。
鳥取城跡
所在地:鳥取県鳥取市東町1丁目326
大河ドラマ『天地人』放映時に建てられたと思われる主従の像。
自身の考えを話す直江兼続と、腕を組みながら黙って聴く上杉景勝。
無骨な漢二人の信頼関係が垣間見える良い像ですね。
米沢城跡
所在地:山形県米沢市丸の内1丁目4
大坂の陣における「真田丸」跡地にほど近い、三光神社にあるのがこの像。
大阪城に繋がるという、伝説の「真田の抜け穴」前で指揮しております。
この人も騎馬像・座像・立像の三種が存在する希少なお方。
三光神社
所在地:大阪府大阪市天王寺区玉造本町14−90
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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