武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2019年11月8日記事のため内容が古い可能性があります。

武将像を巡る:浅井長政・お市と三姉妹

2019.11.08

浅井長政

1545年、南近江の観音寺城にて生誕、幼名は猿夜叉丸。
六角氏との戦いで武勇を発揮し、父久政より浅井氏の家督を相続する。
織田信長と同盟を結ぶ際、信長の妹お市を娶るも後に同盟を破棄。
姉川の戦い・小谷城の戦いで信長に敗北し、自刃。浅井家は滅亡した。

間内駅

愛知県春日井市の間内駅近くにある「浅井氏宅跡」。
長政の側室だった八重の方が、子の七郎君と美濃へ移り住み、
その後七郎君がこの地へ住んだという縁から像を建てたそうです。

間内駅(名鉄)
所在地:愛知県春日井市牛山町(駅の東側)

河毛駅

滋賀県の間内駅は、長政の居城だった小谷城の最寄り駅です。
この像は、織田家と同盟のためお市と結婚した22~24歳位のお姿
…ではないかと勝手に思っています。

間内駅(JR)
所在地:滋賀県長浜市湖北町山脇545

長浜市浅井支所付近

こちらにある像は総勢6人。題名は、「家族(長政とお市)」。
右端には、嫡男の万福丸の姿も見られます。
三姉妹が揃っているとなると、1573年の時、長政29歳の時のお姿かと。

長浜市浅井支所付近
所在地:滋賀県長浜市内保町(「長浜市浅井支所前」交差点付近)

浅井三姉妹の郷

2017年にオープンした道の駅・浅井三姉妹の郷にも像があります。
型は上の「家族(長政とお市)」と同じですが、こちらはお市と三姉妹のみ。

浅井三姉妹の郷
所在地:滋賀県長浜市内保町2843

北ノ庄城跡

浅井氏滅亡後、お市は10年くらいの時を経て柴田勝家と再婚します。
三姉妹とともに、ここ北ノ庄城で1年ほど生活をともにしました。
お市・三姉妹を、背中に感じながら守る勝家、という構図がいい感じ。

北ノ庄城跡
所在地:福井県福井市中央1丁目21−19

おまけ

長浜城の近く、滋賀県長浜市平方町にある徳勝寺には、
浅井亮政・久政・長政のお墓があります。

地域カテゴリ

新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

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