武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2017年2月18日記事のため内容が古い可能性があります。

名古屋城の石垣修復現場見学会に参加しました!その1

2017.02.18

2017年2月11日に、名古屋城の石垣修復現場見学会に参加しました!
応募者380名の中から抽選で見学できるのですが、見事に当選。

その時の詳細はこちらのページにあります。
名古屋城伝統の技にふれる2017 石垣修復現場見学会を開催します

初めての石垣の修復現場の見学会で、とても面白かったです!

→<続き記事>名古屋城の石垣修復現場見学会に参加しました! その2はこちら

雪が舞う中、石垣を見に行く

石垣修復会は10時と13時半の2回。
この日は雪が舞っていて、特に私が参加した午後の部は雪が割りと激しく降っていました。

途中で止んだので、そこまでではありませんでしたがかなり冷えました。

今回の修復場所は、本丸搦手馬出(ほんまるからめてうまだし)。
普段は関係者以外入れないところをヘルメットかぶって入ります。

修復中、一次避難させている石からわかることと、昔は庭園だった庭の堀底の修復現場の見学の2ヶ所を、2班にわかれて交代で見学します。
まず見せていただくのは、修復中、一次避難させている石です。

築城してからも、定期的に石垣は修復されていました。
石でいつ修復したかの年代がわかるそうです。
割れ目にそって穴を入れるのですが、修復年が新しくなるとその穴が小さくなるという傾向から、穴の小さいものは修復した石垣と言えるとのこと。

そしてこの黒い線が斜めに入った石。
石に対して垂直に線を引くのが通常という前提で見ると、石を斜めに使ったという形跡がわかるそうです。
石垣から石を外して、地面に平置きすると線がずれるというのを示してます。

こちらは石垣の修復のときに間に挟んでいたもの。
石ではなく、鋳物で職人さんが打ち付けて強くした頑丈なものです。
触ってみましたが、ずっしり重いです。

このように刻文もたくさん入っています。
名古屋城の石垣の特徴ですね。

取り出した石垣にはマークなどが入っていることもあるので、消えないようにシートをかけて保護しています。
これは堀の中にキレイに並んでいました。

石垣の中に入っている石を間近でみることはそうそうありません。
こんなにたくさんの石が入っていて、石の種類や跡から年代がわかるとは。

次回は堀底に入って、石垣の修復工事の説明を聞いたことをお伝えします。

→<続き記事>名古屋城の石垣修復現場見学会に参加しました! その2はこちら

 

<名古屋城関連記事>名古屋城の見どころ・グルメ・フォトスポット情報などはこちら

名古屋城へのアクセス

公共交通機関をご利用の場合

<地下鉄>

名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分

<市バス>
栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
栄のバス停はオアシス21内、2番のバス停から。

<名鉄>
瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分

車をご利用の場合

名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分

名古屋城公式Webサイト名古屋城公式Webサイト(外部リンク)

武将カテゴリ

地域カテゴリ

北村美桂

岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。

この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています

ログイン してコメントを投稿して下さい。
ユーザー登録がお済みでない方は 登録画面 にて登録後、コメントを投稿して下さい。

愛知県の記事

人気記事

PR

武将名や合戦場所などで検索

地域カテゴリ一覧

徳川家康の記事

この記事の後によく読まれているおすすめ記事

バックナンバー記事

次の10件を見る

戦国武将の生涯をたどる
  • 信長公の生涯をたどる

    天下布武その生涯をめぐる
    <勝幡〜清洲〜岐阜〜安土>

  • 秀吉公の生涯をたどる

    日本一出世 その生涯をめぐる
    <名古屋〜長浜〜大阪〜京都>

    豊臣秀吉年表へ
  • 家康公の生涯をたどる

    天下泰平までの道のりをめぐる
    <岡崎〜浜松〜江戸〜駿府>

    徳川家康年表へ
  • 加藤清正年表へ