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2025.09.16
2026.03.17

「水を得た魚」や「水に流す」「水の泡」など、日本語には「水」を使った言葉が多くありますよね。
私たちにとって「水」は、とても身近な存在です。
そして、何より「水」は、私たちの身も心も潤してくれるものです。
今回は、「水」の中でも貴重な「湧き水」、しかも日本国内でも屈指のパワースポットである皇居にある「湧き水」をご紹介したいと思います。
みなさんは、地球上の「水」について、考えたことはありますか?
私たちは「水」なしではいられない存在であるにもかかわらず、あまり詳しいことは知りません。
たとえば、「淡水」は、地球上の水の総量のわずか約0.01パーセント。湖や沼、河川の淡水の液体の水としては、たったそれだけしか存在しないのだそうです(文部科学省HP参照)。
その貴重な「淡水」が湧いている場所が、東京の中心部皇居東御苑にあります。

「皇居」は、徳川幕府の居城であった江戸城がのちに皇居と呼ばれるようになりましたが、皇居内には、諸行事を行う宮殿や宮内庁、皇居東御苑などいくつかの建物があります。
「皇居東御苑」は、皇居の東地区である旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部に当たり、二の丸の当たる場所に今回ご紹介する「湧き水」があります。
江戸城があった頃の二の丸は、おもに将軍の生活の場となるところに当たります。
趣のある空間となる二の丸には、小堀遠州が造り、三代将軍である家光の命で改修されたという庭園がありました。江戸城の度重なる火災によって、庭園は焼失してしまいましたが、昭和39年に、九代将軍家重の時代に造園された庭園をもとにして、現在の庭園がつくられました。
湧き水は、この庭園にある「池」に流れています。

どこからながれてきているのでしょう。

湧き水は、このように「井戸」となっていて、こちらから池の方へ流れていました。

注目していただきたいのが、池の水の色です。
池の方に流れている水は白くないのに、井戸の中にある水は白くみえます。とても不思議ですね。
どこかで圧力がかかり、水中に空気が溶け込んでしまって白くみえているのかもしれません。
白く見える井戸水は、くすみカラーで美しかったです。
今回は、皇居東御苑二の丸庭園付近にある「井戸(湧き水)」をご紹介しました。
井戸は、宮内庁が発行しているパンフレットにも、ホームページにも紹介されていません。
私が訪れた際も、二の丸庭園には多くの方がいらっしゃいましたが、井戸の周りには、まったく人がいませんでした。

本当は秘密にしておきたいのですが、井戸付近の木陰で休憩もおすすめです。
二の丸庭園の、池の水の流れをたどるとすぐにわかるので、皇居東御苑を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

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<関連記事>江戸城ガイド vol.1 江戸城跡ってこんなところ! ざっくり案内
【皇居東御苑へのアクセス】
大手門から
地下鉄各線の大手町駅下車 徒歩約5分
地下鉄千代田線二重橋前駅下車 徒歩約10分
JR東京駅(丸の内北口)下車 徒歩約15分
平川門から
地下鉄東西線竹橋駅下車徒歩約5分
北桔橋門から
地下鉄東西線竹橋駅下車 徒歩約5分

rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
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