愛知の城を巡る 山中城
2024.04.20
2017.04.19
名古屋城本丸御殿の孔雀の間ですが、4月1日より正式に一般に貸し出されることになりました。
まる1日借りて2万円とかなり格安なので、ここを借りてイベントをする人も出てくるのではないでしょうか。
本丸御殿といえば、立派な障壁画など絢爛豪華な御殿ですが、借りられる孔雀の間はそういったものは何もありません。
広い36.5畳の和室です。
名古屋城ホームページより解説を引用します。
孔雀之間は、本丸御殿の部屋のひとつで、中央北側にあり36.5畳の和室です。部屋の西側には3畳分の床(とこ)がございます。
障壁画に孔雀が描かれていたことが部屋名の由来ですが、障壁画は失われており、具体的な絵の構図等は不明です。なお、隣接して柳之間(20畳)があり、孔雀之間のバックヤードにする等利用することができます。
文化財の中でイベントはさすがにできませんよね。
過去には假屋崎省吾展を行ったときは、このお部屋は物販コーナーとしてつかわれていました。
冷暖房完備、隣接のトイレ使用可としっかりした設備です。
イベントの合間に本丸御殿を見学することもできますよ。
以前、イベントで名古屋城の茶室を借りましたがその時感じた注意点をお伝えします。
まず、入場料500円がかかってしまうので、お手伝いの方であっても絶対に必須。
しかも再入場はできないので、都度500円がかかります。
私は定期観覧券を持っているので再入場してもお金がかからないので、基本的に私が使いっ走りをした覚えが。
そして車で荷物を搬入するときは、朝の8時から9時の間、決められたルートで入らなければなりません。
昼からのイベントであっても車を使っての搬入は、この時間を厳守するというルール。
荷物の多いイベントになるとここが大変かもしれません。
また使用制限があるので、イベントの内容によっては使えないこともあります。
ホームページより引用します。
・失火のおそれのある催事
・大量の水を使用する催事
・重量が大きいもの、鋭利なものの持込
・飲酒を伴う行為
・音楽演奏会(他の観覧者の支障にならない内容は除く)
・物販のみ又は物販が主となる催事、特定の企業の展示会・商品PR
・その他運営管理上支障があると認められる行為
研修など1日使う場合、お昼ご飯が必要になりますね。
この場合は仕出し弁当はおそらくOKで、お弁当を取る場合は、八百彦さんから注文弁当を取ることになるのではと思います。
また備品は何を貸してもらえるかをチェックしたいところ。
場合によっては自分で持ち込むことも考えられるので、しっかりと打ち合わせをしたいですね。
とはいえ、贅を尽くした本丸御殿でイベントができるとあれば参加者のテンションも上がるはず。
注意点を踏まえた上で、計画的にイベントや研修を行いたいですね。
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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