名古屋城石垣の刻印を見に行こう! Vol.00 はじめに
2025.01.28
2016.03.21
江戸時代から現存する12天守のひとつ。別名:白帝城。
2004年に「財団法人犬山城白帝文庫」ができるまで、成瀬家が個人所有していた城である。
織田信長が織田信清から攻め取り、小牧・長久手合戦の際には、豊臣秀吉が一時布陣し、
小牧山城に布陣した徳川家康と対峙したなど、三英傑とも関わりがある。
天守・本丸石垣と同じく、江戸時代初期より現存する空堀。
犬山城第1駐車場から進軍、三光稲荷神社を右手に登城路を進むと、左側にあります。
矢来門跡付近からの眺め。
カーブの先には道具櫓跡(現・針綱神社入口)があります。
本丸前の復元門。鉄門は廃藩置県の際に取り壊されてしまいました。
右には券売所、左には復元小銃櫓と石垣があります。
1枚目は、本丸からの天守。売店の手前から撮影しました。
2枚目は、天守石垣。奥に見えるのは石落とし。
天守付櫓。入口に殺到する敵を、側面から攻撃するために作られました。
この左右非対称のつくりが、個人的に非常に魅力を感じます。
1枚目は、天守1階内部。急な階段は、現存天守の特徴ですね。
2枚目は、石落としの間から下を見下ろす図。
1枚目は天守最上階から見えた小牧山城、2枚目は岐阜城。30倍ズームで撮影しました。
外の廻縁は手摺が低く、私のように高所が苦手な者は少し気合が必要です。
またの名を見晴門。案内板に「旧状をよくとどめている」とあるように、なかなか素敵な石垣。
天守の東側にあり、ここから木曽川を挟んだ北側が一望できます。
犬山城の西側、木曽川にかかるライン大橋から撮影。一番お気に入りの構図です。
北側が天然の要害であることをしみじみ思います。
大聖寺、通称「犬山成田山」からの眺め。
犬山城本丸からおよそ1.5Km東の距離にあり、本堂のあるあたりからの写真です。
桜の季節や紅葉の季節も良いですが、私のオススメは新緑の季節の「緑と白帝城」。
次回は遊覧船に乗り、木曽川から犬山城を仰ぎ見る体験をしてみたいと思います。
☆ 公共交通機関で行く
名鉄名古屋駅から犬山駅まで特急で約25分
→徒歩で犬山城城下町まで西へ約10分、
犬山城まで北へ約10分。
☆ 車で行く
小牧北ICから北方向へ約30分
入口付近にある犬山城第一駐車場がおすすめ。
駐車料金は、普通車が1回500円、自動二輪が1回200円です。
入場料は550円。
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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