名古屋城石垣の刻印を見に行こう! Vol.03 大天守 其の三
2025.03.17
2023.01.22
この連載は、2023年の大河ドラマ『どうする家康』で舞台となった地を
後追い、あるいは先読みしながらご紹介していくものである。
なお、タイトルにちなんで、記載は年齢問わず「徳川家康」で統一する。
第二回で「厭離穢土 欣求浄土」の言葉を胸に、勇ましい姿を見せた徳川家康でしたが
最後は情けない姿に戻り、途方に暮れるという安定の展開でしたね。
第三回は、引き続き今川家を支えるか、それとも織田家に鞍替えするか。
家臣やら親族やらの様々な思惑に板挟みとなり、苦悩の末決断を下す回でした。
今回は、徳川家康が生誕した地であり旗揚げの地ともいえる岡崎城。
ドラマ内では、母・於大との再会もここで行われました。
ちなみに第三話放映の前日、1/21には天守がリニューアルオープン、
三河武士のやかた家康館が大河ドラマ館としてオープンしております。
・岡崎城 「天守」入口のある本丸側から
徳川家康がいた時代には天守は存在せず、現在の天守は1617年に建てられたものを模しております
・岡崎城 「龍城神社」
天守の隣に鎮座する、パワースポットとしても知られる神社
徳川家康が生まれた際、城の上空には金の龍があらわれたという伝説があります
・岡崎城 龍城神社あたりから見上げる「天守」
・岡崎城 「天守」北側から、手前には出世ベンチなるものもあり
・岡崎城 太鼓門跡から見る紅葉と「天守」
・岡崎城 桜の時期に見る竹千代橋と「天守」
桶狭間の戦いから岡崎への帰還を果たした徳川家康は、
1560年から浜松へ移動するまでの10年間、この岡崎城に腰を据えることになります。
その後は嫡男の松平信康が岡崎城に入り様々なことが起こりますが、
このあたりを『どうする家康』ではどう描いてゆくのでしょうか。
・岡崎城 産湯に使われたといわれる「東照公産湯の井戸」
・岡崎城 「竹千代像」が産湯の井戸近くの案内とともにあります
・岡崎城 「清海堀」
徳川家康が入城する100年以上前につくられたという見事な空堀
・岡崎城 「二の丸跡」
徳川家康像やしかみ像、本多忠勝像にからくり時計と見どころもりだくさん
・岡崎城 北東側にある立派な「大手門」
・岡崎城 川沿いに広がる「菅生川端石垣」と「竹千代像」
城の南側、乙川方面あるのでこちらもお見逃しなく
次回は、恐ろしい織田信長の待つ清須城が主な舞台。
織田信長の待つ清須城に乗り込む徳川家康が、どのようなふるまいを見せるのか楽しみですね。
木下藤吉郎や柴田勝家など織田家臣たちとの初顔合わせの様子も気になるところです。
岡崎城
場所:愛知県岡崎市康生町561−1
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
愛知県の記事
徳川家康の記事
この記事の後によく読まれているおすすめ記事
バックナンバー記事
この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています