愛知の城を巡る 山中城
2024.04.20
2016.12.26
名古屋城は週末も良いのですが、金曜日もかなりオススメです。
その理由は「金の茶釜」で入れた抹茶が「二の丸茶亭」でいただける日だからです。
この「金の茶釜は」、消失したシャチホコの残った部分で作った茶釜の復刻版。
レプリカですが、金シャチの茶釜でお茶をいただけるのです!
狙って行ってきましたが、540円のお抹茶セットで大変優雅な気持ちになれます。
あまり知らない人も多いので、オススメです!
「二の丸茶庭」へは地下鉄名城線・市役所駅から一番近い「東門」から入ると近いです。
名古屋城はとっても親切で、案内板がいたるところにでています。
トコトコ天守閣を目指して歩くと、二の丸茶庭の看板がでてきます。
名勝指定もされている二の丸庭園。現在は改築工事のため名勝感まったくありませんが、歩くだけでも非常に立派なお庭であることがわかります。
織田信長が住んでいたとされる那古屋城跡も。
名古屋城は徳川家康、織田信長の両方にゆかりがあると思うとスペシャル感を感じます。
こちらが二の丸茶庭の横にある二の丸茶亭です。
看板があるので間違えません。
この通り、今日は「金の茶釜」で点てていますよというお知らせ。
どんな感じなのかワクワクしますね!
代金を入り口の受付でお支払したら、こちらの茶室にご案内いただけました。
本当に金の茶釜が炉に入っております。
金の茶釜(複製)は、天守閣4階に展示してあります。
戦火で焼けてしまった金の鯱は、金の塊になってしまい、それを使って茶釜を作ったとのこと。
寂しいですが、当時のシャチを感じられる貴重な釜の複製。
でもこちらも同じく複製ですが、気分はお殿様。
このようにしっかり一服ずつ点てていただけます。
なんとお運びの方もいて、本格的な茶会の作法でお茶を出してくださいます。
以前にも来ましたがここまでしていただけるとは・・・。
金曜日の特別感を実感します。
今回は松河屋老舗さんの水仙のお菓子とお抹茶。
作法を知らなくても好きなようにいただけばOKだそうです。
非常に優雅です・・・!
のんびりと床の間の軸やお花を眺めたり、庭の外を観たり。
冬なのでこんな感じですが、岩の雄々しさを感じながらお茶をいただきました。
金曜のお抹茶は、本当にプレミアム感がすごいです。
なかなか平日なので行けないかもしれませんが、祝日の金曜日も対応しているので一度行ってみてはいかがでしょうか?
<名古屋城関連記事>名古屋城の見どころ・グルメ・フォトスポット情報などはこちら
<地下鉄>
名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分
<市バス>
栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
なごや観光ルートバス「メーグル」
基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分
<名鉄>
瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分
名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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