武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2018年2月1日記事のため内容が古い可能性があります。

2月25日まで!名古屋城天守2階で「名古屋城 -巨大天守の歴史と未来-」開催中

2018.02.01

2022年12月の完成を目指して、店主木造復元計画が具体化しつつある今、2月25日まで天守2階の展示室で、名古屋城の歴史を振り返る特別展示が公開中です。

江戸時代初期の築城から、昭和20年に戦災で焼失するまで日本最大の天守を誇っていた名古屋城。昭和5年には城郭として国宝第1号に指定されているほど、日本を代表するお城でした。終戦後、昭和34年に鉄骨鉄筋コンクリート造で復元され今に至ります。

長い歴史と豊富な資料が112件199点展示されます。

豊富な資料で復元可能であることを実感

名古屋城は戦前まで、江戸時代の建物が残っていたため資料も豊富です。
実測図、写真などが多く残されているので、当時の天守を正確に知ることができます。

詳細なサイズがわかる資料が、昭和実測図「名古屋城蔵天守縦断面図」(部分)。
こちらは昭和17年(1942)~27年の間に作られた大天守を北側から見た断面図です。10年かけて計測しているので、非常に詳細に構造を知ることができます。

名古屋城のホームページでも図が公開されています。

また、よりイメージを具体化するなら、ガラス写真も要チェック。
昭和15年(1940)~16年撮影されたガラス乾板写真「大天守1階西入側 南から」など、天守内部を撮影した写真も展示されています。
映像で中身を見るとより当時のイメージが湧きやすくなりますね。

家康の命で作った当時をイメージできる資料

家康が9男義直のために作らせたのが名古屋城。
その時、お手伝い普請として20大名が集結しました。その時、誰がどの持ち場で作業したかがわかる資料
「名古屋御城御普請町場請取絵図」も展示されます。

加藤清正などの武将の名前が記されているので、見ているだけでもテンションが上がるかもしれません。

より詳しい説明はこちらのサイトが詳しいです。

名古屋城普請丁場割図(徳川美術館・天下人の城展)

知っているようで知らない名古屋城の長い歴史を振り返ることができるこの展示。
名古屋城入場料だけで楽しめるので、おすすめです!

h3>名古屋城へのアクセス

■名古屋駅からの行き方
名古屋市営バス・メーグル利用編(所要時間 20分以内)
地下鉄利用編(所要時間 20分以内)

公共交通機関をご利用の場合

<地下鉄>

名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分

<市バス>

栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」

なごや観光ルートバス「メーグル」

基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分

<名鉄>

瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分

車をご利用の場合

名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分

名古屋城公式Webサイト

北村美桂

岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。

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