名古屋城石垣の刻印を見に行こう! Vol.00 はじめに
2025.01.28
2018.03.23
名古屋城春祭りが今年も開催になります!
期間は3月24日から5月6日まで。
翌日の5月7日から、木造復元事業に伴う調査と工事のためから入場禁止(閉館)となるので、春祭り期間中にぜひ最後の鉄筋の名古屋城天守閣に行っておきたいですね。
ちなみに名古屋城は桜の名所でも知られ、園内には早咲きの品種から、遅咲きの品種まで長い期間桜を楽しめます。
期間中何度行っても楽しめると思います。
では気になるイベント内容をチェックしていきましょう!
お祭りの期間中は普段は公開していない東南隅櫓と西北隅櫓、茶室が公開になり誰でも見学可能となります。
東南隅櫓は表二之門のすぐ近くの櫓で、名古屋城のサイトから引用すると以下のように説明されています。
辰巳櫓ともいわれ、その規模、構造は西南隅櫓と同じですが「落狭間」の破風の形を異にしています。この櫓は創建当時の姿を伝えるもので、鬼瓦などに葵の紋が見られます。
公開期間は4月5日から8日までの3日間です。
短いのでお早めに!
また西北隅櫓は4月28日から5月6日まで公開です。
名古屋城のサイトから引用すると以下のように説明されています。
戌亥櫓とも清須櫓ともいわれ、他の建物の古材を転用して建築されています。外部北面、西面に千鳥破風が作られ、「落狭間」を備えています
この古材は清洲越しの時の古材も含まれているとのことで、数少ない清洲越しの足跡が感じられる場所。
5月3日から6日までは「茶室」が公開に。
こちらの庭石は刻印石が使われており、橘寺の礎石を手水鉢にしたものなど庭全体が貴重なものにあふれています。
茶室を使わないと見られない場所なので、公開している時はチャンスです。
また4月22日は「春姫道中Final」が開催され、名古屋城への豪華絢爛な輿入れが再現されますし、5月4日は火縄銃の実演があります。
戦いのなかった名古屋城で火縄銃とはちょっと不思議な感じがしますが、現代だからこそ見られる貴重なコラボレーション。
また4月8日までは名古屋城酒まつりが開催されるので、夜桜とお酒というコラボレーションも楽しめます。
そう思うと本当に豪華ですね。
桜と歴史とお酒やイベントを楽しみ、かつオープンしたばかりの金シャチ横丁にも立ち寄れば、1日中名古屋城を楽しめますよ。
<地下鉄>
名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分
<市バス>
栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
なごや観光ルートバス「メーグル」
基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分
<名鉄>
瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分
名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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