武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2019年4月3日記事のため内容が古い可能性があります。

健康おたく? 徳川家康長寿の秘訣とは?

2019.04.03

江戸時代の食べ物として思い浮かぶのは「寿司」「天ぷら」「うなぎ」「そば」ですよね。

江戸の食、四天王と呼ばれています。

これらの食材は、江戸時代から食べるようになったということではなく、

今のような食べ方をするようになったのが江戸時代なので「江戸の食 四天王」と呼ばれるのだそうです。

 

 

縁起のいい食材を口にする

日本では古くから「縁起」を大切にしていました。

江戸時代では、将軍をはじめ、一般の武士も食事に縁起を担いでいたのだそうです。

おめでたいといわれる食べ物は毎日食べるようにしたということですから、

食材選びも食材の調達も大変だったことと思います。

このころ縁起のよい食材といえば、「豆」「数の子」「レンコン」「エビ」「鯛」「ごまめ(田作り)」など。

今のお節料理でいただくものはみな、江戸時代も縁起のよい食材だったようです。

 

 

縁起の悪い食材もある?

縁起が悪いので口にしないという食材もありました。

例えば今では高級なフグは毒があるので避けられました。

マグロも江戸前寿司には定番ですが、徳川家康の時代には「シビのうお」と呼ばれ、

「死日」を連想させることから、徳川家康の頃には、まだ食べることはなかったようです。

 

家康長寿の秘訣は?

徳川家康は健康に相当な気を使っていたことで有名です。

当時にしては相当な長生きで75歳まで生きていたといわれています。

家康はなぜ、そこまで健康に気をつけていたかというと、

健康で長生きしなければ、天下をとる夢もかなわず、かなったとしても儚く終わってしまうことになる、

そうならないためにも健康であることが大切だと考えていたという説があります。

 

家康の健康の秘訣には食事があり、麦ごはん、玄米ごはん、そして具沢山のお味噌汁、

いわしの干物などを好んで食べていたようです。

 

家康は漢方も大好き?

健康であることを大切にした家康は、食事だけではなく漢方にも精通していたといわれています。

駿府では薬草園ももっていたとか。日頃から薬草茶や薬草酒を飲み、研究も怠らなかったそうです。

私の父が病後で弱っているときに「八味地黄丸」という漢方を処方されていましたが、

この「八味地黄丸」で健康を維持していたという話はよく知られていますよね。

 

 

家康のいう通り、健康でなければ何もできません。家康のように自分の体は自分で守りたいものです。

健康には季節の食材をいただくこともよいそうですよ。

春になりました。菜の花のてんぷらなどいかがでしょうか。

そういえば、家康は鯛の天ぷらを食べて当ったという話も有名です。

 

 

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rico

教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。

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