武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2017年4月9日記事のため内容が古い可能性があります。

名古屋城の東南隅櫓公開に行ってきました

2017.04.09

4月6日の城の日にちなんで、名古屋城の重要文化財の一つ「東南隅櫓」が4月9日まで特別公開されていました。
なかなか見られない櫓の公開日、雨の中張り切って見に行ってきました。

<名古屋城専門の”名古屋城愛ページ”はこちらをクリック

二重三階構造の東南隅櫓

平和な時には武具などをしまう倉庫として、有事の時には攻撃のための陣地として使われる櫓。
名古屋城には11の櫓がありましたが、現在は東南隅櫓、西南隅櫓、西北隅櫓の3基が残り、国の重要文化財となっています。

この東南隅櫓は二重三階と、屋根が2つ、内部が3階建てになっていますが、西北隅櫓は三重三階建て櫓になっていて構造の違いを楽しめるとのこと。

この日は雨にもかかわらず、たくさんの人が見学に訪れていました。
普段は門が閉まっているのでは入れませんが、この日は開門。
初めて開いているところをみました。

10分くらいで入場できました。

靴を脱いでスリッパで見学します。
1階はこんな感じの広間のような雰囲気。

格子窓からは桜が眺められます。
桜が満開のこの時期だからこその景色です。

1周回ると、2階に案内されます。
階段はかなり急。
昔のものなので仕方ありませんが、気をつけて登るに越したことはありません。

2階には石落としがありました。
敵が攻めてきたら上から石などを落とす穴です。

二階も同じく広いです。石落としがあるのは2階だけだそうです。

そして最上階の三階。
階段はさらに狭くて急になってきました。

三階の様子も一階、二階と同様。

格子窓から桜と名古屋城天守が撮れました。
桜写真を撮るにはナイスロケーションです。

これは水受け。
建物にたまった雨水などを銅板に集めて、白い筒に流し込み下に落として水がたまらいようにしたそうです。

なかなか入れない櫓に入れて良かったです。
これはおまけですが、スリッパをしゃがまず片付ける道具。
ボランディアさんの自作のようで、腰を傷めずに住むとのことです。

公開日時はいつあるかわからないので、もし公開日に名古屋城にいけるならぜひ櫓のチェックはしておきましょう。
特に東南隅櫓は桜のこの時期にすごくピッタリな写真が撮れたので大満足です。

<名古屋城専門の”名古屋城愛ページ”はこちらをクリック

名古屋城へのアクセス

公共交通機関をご利用の場合

<地下鉄>

名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分

鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分

<市バス>

栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」

なごや観光ルートバス「メーグル」

基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分

<名鉄>

瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分

車をご利用の場合

名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分

名古屋城公式Webサイト名古屋城公式Webサイト(外部リンク)

武将カテゴリ

地域カテゴリ

北村美桂

岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。

この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています

ログイン してコメントを投稿して下さい。
ユーザー登録がお済みでない方は 登録画面 にて登録後、コメントを投稿して下さい。

愛知県の記事

人気記事

PR

武将名や合戦場所などで検索

地域カテゴリ一覧

徳川家康の記事

この記事の後によく読まれているおすすめ記事

バックナンバー記事

次の10件を見る

戦国武将の生涯をたどる
  • 信長公の生涯をたどる

    天下布武その生涯をめぐる
    <勝幡〜清洲〜岐阜〜安土>

  • 秀吉公の生涯をたどる

    日本一出世 その生涯をめぐる
    <名古屋〜長浜〜大阪〜京都>

    豊臣秀吉年表へ
  • 家康公の生涯をたどる

    天下泰平までの道のりをめぐる
    <岡崎〜浜松〜江戸〜駿府>

    徳川家康年表へ
  • 加藤清正年表へ