信長・秀吉・家康と三英傑にゆかりのある「大徳寺」をご紹介
2024.07.30
2016.01.21
御土居とは、豊臣秀吉が京都に作った土塁のこと。この土塁は、外敵の来襲と鴨川の氾濫から市街を守るために、天正19年(1591年)作られたものです。
その土塁が今でも数カ所残っていて、重要文化財として大切に保護されています。
ブラタモリでもタモリさんが訪れ、観光客も増えているスポットです。
京都市のホームページによると、御土居の規模の大きさがわかります。
台形の土塁と堀(堀の一部は川,池,沼を利用)からなり,その延長は22.5キロメートルに及び,東は鴨川,北は鷹ヶ峯,西は紙屋川,南は九条あたりにそって築かれました。土塁の内側を洛中,外側を洛外と呼び,要所には七口を設け,洛外との出入口としました。鞍馬口,丹波口などの地名はその名残です。
現代は家などが建設され、御土居の跡は一部ですが9箇所で確認できます。
9ヶ所あるうち、有名なものは北野天満宮の中にある御土居、平野御土居、大宮御土居です。
中でも大宮御土居は残っている部分がかなり大きいので、見応えがあります。
実際にその形をこの目で見ると、豊臣秀吉の街づくり計画がよくわかります。
この御土居を作るのにたくさんの労力、お金を投入したというだけありますね。
ブラタモリでもタモリさんがここを訪問したこともあって、一番注目されている御土居なのではないでしょうか。
ここはカギがかかっていますが、目の前のお菓子屋さん「光悦堂」さんでカギを借りて入ることができます。
この用紙に必要事項を記入。
カギをあけて入ります。
ちなみに、「御土居餅』なるものも販売。
プレーンとよもぎです。
入ってみると土塁の大きさに驚きます。
身長165センチの私で比べてみてください。相当な高さであることがわかると思います。
秋に行ったのでところどころ紅葉。
奥に行くとさらに御土居の跡のような谷があります。
ここはカギがかかっています。
デカイ…
この上には登ることもできます。
これが一番上の景色。
上から見た光悦堂さん。それほど高さはありません。
ここで御土居餅を食べてみることにしました。
素朴な味で美味しいです。
北区大宮土居町
バス停「玄琢下」下車
■京都市バス
・1号系統
・6号系統
・北1号系統
最寄り駅地下鉄「北大路駅」から1.8Km
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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