武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2017年6月29日記事のため内容が古い可能性があります。

東京 芝大門はパワースポットの宝庫 大地のパワーを感じる芝東照宮

2017.06.29

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東京にもある東照宮 芝東照宮

東京に二つある東照宮、上野東照宮と芝東照宮。今回は芝東照宮のご紹介をしますね。

芝東照宮は何度も登場している「増上寺」のすぐ傍にあります。以前は増上寺境内にあり、増上寺安国殿と呼ばれていました。

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都営三田線芝公園駅A4出口を出てすぐのところにある静かな東照宮です。

東京の地下鉄は、とても緻密に東京都内を網羅していて、いろいろな路線が、いろいろな場所に連れて行ってくれるのです。都営三田線の芝公園駅も、浅草線の大門駅も別路線ですがすぐ傍にあります。

この辺り、平日はビジネスマンで賑わう地域なのですが、日曜日はとても静かな場所。のんびりと大門駅から芝東照宮に向かうと、日比谷通りの先に東京タワーが見えてきました。その下に広がる長閑な光景。その手間の木立の前に芝東照宮の山門がありました。

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わずかな参道ではありますが、手入れの行き届いた境内は清々しく、暑い日差しを遮ってくれる木々の葉はホッとする空間を作ってくれています。

 

芝東照宮で参拝

参拝の前にお水舎で手を洗い拝殿でお参り。

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参拝のあとに、ふと社殿の左側を見ると「葵の井戸」というものがあります。

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この「葵の井戸」とは何だろうと気になり、社務所の方に聞いてみたところ、戦火の空襲の時、当時は増上寺境内の安国殿にあった徳川家康の御神体を、この中に入れて守ったといわれる井戸ということ。なるほど、水の中に入れれば、御神体をお守りすることができます。なんてすばらしいアイデアでしょう。しかも住職自身がご神体を運び、この井戸の中に入れたというのですから素晴らしいですよね。

 

参拝が終わり、社務所を見ると、日光連山の伏流水を地下からくみ上げた御神水「天恵(てんけい)」と書かれたものが売っていました。

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徳川家康の孫 徳川家光御手植えの木

そして最初に入ってきたときには気づかなかったのですが、山門に向かって左手に大きな銀杏の木がありました。なんとこの銀杏の木は「徳川家光公御手植えの木」なんだそうです。

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しかも「江の御子三代将軍徳川家光公御手植え・樹齢三百余年・天然記念物」と記されています。

江ってやっぱりすごいのね、と思った私。「三大将軍徳川家光公」の前に「江の御子」とつけてもらえるのですから。普通の母ではそうはいきません。さすが徳川将軍家唯一の国母です。

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長い間、江戸から東京へと移り行く様子を見てきた銀杏の木。これからもずっと東京を見守ってほしいと思いました。

 

芝東照宮 アクセス

東京都港区芝公園4810

 

都営三田線 芝公園駅 下車2

都営三田線 御成門駅 下車2

都営浅草線・大江戸線 大門駅  下車5

JR山手線  浜松町  下車12

 

参拝料 無料

 

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rico

教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。

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