京都に行ったらまず東寺へ。東寺と徳川家康の関係は?
2022.07.11
2022.06.26
・城はあったが天守はなかった地に建てられた
・城に天守台はあったが天守はなかった地に建てられた
・城に天守はあったが、往時とは異なる場所に再建された
以上のいずれかに該当する天守を指す。
京都府京都市伏見区、伏見城の花畑跡にある天守。
1964年、伏見桃山城キャッスルランド建設に伴い建てられた。
駐車場につくとすぐに見える、ド迫力の大手門。
洛中洛外図をもとに建てられたという、趣ある伏見桃山城の模擬天守。
現在は、老朽化のため残念ながら立入禁止となっております。
2003年に伏見桃山城キャッスルランドは閉園となりましたが、
模擬天守は市民の声により解体されなかったそうです。
京都府南丹市にある、日本で最後に築かれたといわれる園部城。
現在ある模擬天守は、国際交流会館として活躍している。
園部城の成り立ちは、小出吉親が初代藩主となった頃が始まり。
1621年に完成しましたが、当時は陣屋という扱いだったそうな。
明治になり、京都を取り巻く情勢から築城を許可され園部城に。
こちらの櫓門は、現在は園部高等学校の校門となっております。
本丸跡の南東にあたる位置、テニスコートの上方には巽櫓が。
この巽櫓と番所・櫓門は1869年に建てられた当時のものです。
本丸跡の北側は、現在園部公園として整備されており、
この写真あたりの位置には乾櫓が建っていたそうです。
付近には、日本最古の天満宮である「生身天満宮」の跡も。
そして、こちらが園部城の模擬天守。近くから見るとこんな感じ。
近代的な窓に天守が反射し、これはこれで面白いですね。
遠くから撮影してみたり、塀で下部分を隠してみたり。
色々と工夫してみるのも楽しいものです。
今回は、京都府にある伏見桃山城と園部城をご紹介しました。
ともに得も言われぬ迫力があり、写真映えする模擬天守ですね。
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電車で行く:JR「桃山駅」より、北東方向へ徒歩約20分。
車 で行く:京滋バイパス「宇治西IC」より、北方面へ約15分。
電車で行く:JR「園部駅」より、西方向へ徒歩約25分。
車 で行く:京都縦貫自動車道「八木西IC」より、北西方面へ約10分。
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新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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