信長・秀吉・家康と三英傑にゆかりのある「大徳寺」をご紹介
2024.07.30
2022.06.26
・城はあったが天守はなかった地に建てられた
・城に天守台はあったが天守はなかった地に建てられた
・城に天守はあったが、往時とは異なる場所に再建された
以上のいずれかに該当する天守を指す。
京都府京都市伏見区、伏見城の花畑跡にある天守。
1964年、伏見桃山城キャッスルランド建設に伴い建てられた。
駐車場につくとすぐに見える、ド迫力の大手門。
洛中洛外図をもとに建てられたという、趣ある伏見桃山城の模擬天守。
現在は、老朽化のため残念ながら立入禁止となっております。
2003年に伏見桃山城キャッスルランドは閉園となりましたが、
模擬天守は市民の声により解体されなかったそうです。
京都府南丹市にある、日本で最後に築かれたといわれる園部城。
現在ある模擬天守は、国際交流会館として活躍している。
園部城の成り立ちは、小出吉親が初代藩主となった頃が始まり。
1621年に完成しましたが、当時は陣屋という扱いだったそうな。
明治になり、京都を取り巻く情勢から築城を許可され園部城に。
こちらの櫓門は、現在は園部高等学校の校門となっております。
本丸跡の南東にあたる位置、テニスコートの上方には巽櫓が。
この巽櫓と番所・櫓門は1869年に建てられた当時のものです。
本丸跡の北側は、現在園部公園として整備されており、
この写真あたりの位置には乾櫓が建っていたそうです。
付近には、日本最古の天満宮である「生身天満宮」の跡も。
そして、こちらが園部城の模擬天守。近くから見るとこんな感じ。
近代的な窓に天守が反射し、これはこれで面白いですね。
遠くから撮影してみたり、塀で下部分を隠してみたり。
色々と工夫してみるのも楽しいものです。
今回は、京都府にある伏見桃山城と園部城をご紹介しました。
ともに得も言われぬ迫力があり、写真映えする模擬天守ですね。
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電車で行く:JR「桃山駅」より、北東方向へ徒歩約20分。
車 で行く:京滋バイパス「宇治西IC」より、北方面へ約15分。
電車で行く:JR「園部駅」より、西方向へ徒歩約25分。
車 で行く:京都縦貫自動車道「八木西IC」より、北西方面へ約10分。
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新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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