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江戸城ガイドvol.9 失礼に扱ってはいけない平川門

2018.05.01

江戸城の門は大手門や桔梗門が有名ですが、

実は江戸城には莫大な数の門がありました。

大手門のような大きな門(大門)は6門ですが、その他諸門は60門、二ノ曲輪・外曲輪が26門あるので、

門は全部で92門もあるということになります。それだけでも江戸城の広さがうかがえますね。

江戸城ガイドまとめページはこちら」でも江戸城について紹介しています

 

東御苑周辺にある門は?

そんな江戸城の門の中でも、皇居東御苑周辺には、大手門から時計回りに、

桔梗門、正門、坂下門、乾門、北桔梗門、平川門と門があります。

皇居東御苑のパンフレットには正門は記されていませんが、正門は長和殿に向かう、宮殿東庭のところにある門です。

長和殿は、天皇陛下が新年のごあいさつなどをされるあの建物のことです。

正門石橋を通って向かいます。そして正門鉄橋がみえますが、それがあの有名な二重橋と呼ばれている橋になります。

 

平川門は大きいのと小さいの ふたつある

(大きな屋根が大きな門、小さな屋根が小さい門)

さて、平川門ですが江戸城の裏門と呼ばれる門で、それを聞いただけでもなんだか怪しい感じのするのですが、

やはり少しだけ怖い門でもあります。

といっても、平川門は裏口というだけあって、主に大奥の女中たちが出入りする通用門でもあります。また

また、田安・一橋・清水の御三卿などはここが登城門だったようなので、そんなにいかがわしい門ではありません。

あの春日局なども出入りしていた門ですが、春日局にいたっては、決められた時間内に戻らないことがあり、

門番に入れてもらえず、門外で一晩をあかしたことさえあるという話を学生時代先生から聞いたことがあります。

そんな平川門ではありますが、大奥女中さんたちが使う門の横にもうひとつ小さな門があるのです。

 

平川門は不浄門???

その門が、平川門が不浄門といわれる所以です。

そういう不浄といわれるところはあまり行きたくない私。

なんといっても、谷中霊園に行ったときもそうでしたが、変な気を感じると背筋がゾーッとしてしまうのです。

(嫌だな。行きたくないな。)と思いつつも、勇気を出して向かいました。

うーん。やはり少し暗い感じがします。

そういうのが苦手な方はあまりおすすめする場所ではありません。

なぜかというと、ここは城内の不浄なもの、つまり罪人や亡くなった方などを城外に出す場所だったからです。

ただ、皇居は全体がとても明るいエネルギーのある場所だと思うので、よくないスポットという感じはありませんでしたよ。

人目につきにくいというか、ひっそりとした感じです。

当たり前?といえば、当たり前のことです。

人には誰しも不浄なものがあるわけで、それを外に出さなければ体内に蓄積されてよくないのと同じように、

不浄なものは出す場所をいうのがあって当たり前。

そしてそんな不浄な門があるからこそ、他の場所がきれいに保たれているというものです。

平川門の小さい方の門に感謝こそすれ、決して失礼に扱ってはいけない門だと思った私です。

濠には鴨の子どもが泳いでいました。少し寂しげな平川門。

取材の日、周囲は工事中。そして入れませんでした。有り難いことだったかもしれません。

江戸城ガイドまとめページはこちら」でも江戸城について紹介しています

 

皇居(江戸城跡)アクセス 平川門への近道

東京都千代田区千代田

東京メトロ東西線 竹橋駅下車

開苑時間 原則として月・金以外の各日

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noriko

はじめまして。徳川秀忠とお江夫妻のファンnorikoです。 ライティングの仕事をさせていただいています。 読んでくださった方が、当時に想いを馳せることができるような、そんなコラムを書いていきたいと思っています。

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