徳川家康の側室「お万の方」とゆかりのある「蓮永寺」
2024.04.01
2024.02.20
NHK大河ドラマ『どうする家康』にあわせて、
大河ドラマ館が併設となったことにより、こちらを訪れてみたいと思われる方も多いと思います。
お出かけになる前には、簡単な情報を知っておくと、見学の観点も変わってきますよね。そこで今回は、「静岡浅間神社」について、サクッとご紹介をしたいと思います。
まずは、ここが最初に?がつくところです。これを知っておくだけでずいぶんと違うというところ。
それは、「静岡浅間神社」は、神部神社(かんべじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)、大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)、この3つの神社の総称として静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)と呼ばれているということ。
浅間神社と神部神社は、両社がひとつのつくり(二社同殿)となっており、本殿は向かって左側が浅間神社(あさまじんじゃ)、右側が神部神社で、これは比翼三間社流造りといわれています。
こちらは大拝殿前の舞殿です。
楼門、舞殿と進むと浅間神社と神部神社の二社同殿に着きます。
ご祭神は木之花咲耶姫命 (このはなのさくやひめのみこと)です。
良縁安産子授けの神とされています。
901年に醍醐天皇の勅願によって、富士山本宮浅間大社から総社神部神社の隣に勧請されました。
大拝殿の浅間神社
ご祭神は大己貴命 (おおなむちのみこと) です。
宝を授ける福の神とされています。
崇神天皇の時代の鎮座と伝えられているそうです。平安時代より駿河国の総社とされました。
ご祭神は、大歳御祖命(おおとしみおやのみこと) です。
殖産興業守る神とされています。
応神天皇の時代の鎮座と伝えられています。
この「静岡浅間神社」には、浅間神社、神部神社、大歳御祖神社 のほかにあと4社があります。これら7社をすべてをお参りすると万願が叶うそうですよ。全ての社が、すぐそばにあります。
その他の社は以下の通りです。
八千戈神社(やちほこじんじゃ)
ご祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)です。人の運勢を開く神とされています。
少彦名神社(すくなひこじんじゃ)
ご祭神は主神に少彦名命(すくなひこのみこと)です。
技芸上達知恵の神とされています。
玉鉾神社(たまぼこじんじゃ)
国学の四大人といわれる、羽倉東麿・岡部真淵・本居宣長・平田篤胤 です。
試験に合格を祈る神とされています。
麓山神社(はやまじんじゃ)
ご祭神は、大山祇命、日本武尊を配祀しています。
人の幸せ招く神。由緒は不詳だそうです。
まとめ
「静岡浅間神社」は、今川家、徳川家と縁の深い神社。駿河国総社浅間神社の7社巡りで、『万願叶う』のパワーを頂いてはいかがでしょうか。『及ばざるは過ぎたるよりまされり』という徳川家康の遺訓の一文を頭の片隅に置きつつ、というが私流。
みなさまはいかがですか?
静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
JR静岡駅前より
しずてつジャストラインバス
9番のりば
安倍線または美和大谷線
「赤鳥居 浅間神社入口」下車
拝観料:無料
rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
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