続100名城を巡る「滝山城」
2024.11.28
2016.09.23
お土産は?
皆さんは、ご旅行に行かれたら「必ずお土産を買う」派ですか?
私は「必ず買う」派です。
特に、史跡などではその場所にしかないものがあるので、
気になったら迷わずに購入することにしています。
そんな私が前回ご紹介した江戸城(皇居)のマニアックなお土産。
あちらは文化的なお土産でしたので、今回は実用的な江戸城(皇居)お土産のご紹介です。
今回のオススメはお箸です。
日光東照宮で購入した杉箸が少し痛んできたので、取り替えたいと思っていたため、
無意識に「箸」に目がいっていたようです。
このお箸ですが、なんとこんなに長い名前のあるお箸でした。
「宮内庁天皇陛下皇室皇居菊紋菊御紋章家紋・輪島菊花紋塗り箸」
かわいらしいデザインと輪島塗という点が気に入って購入しました。
とても有り難いお箸です。
こちらが女性用。夫婦箸です。
皇居東御苑内大手門休憩所で販売していました。
このお箸も2膳セットで750円です。
その他、菊の御紋入りの革製品なども豊富にあります。
宮内庁の管轄ですから、安心価格で品質も保証付きだと思います。
そして、この大手門休憩所で販売していたお土産で私の目を引いたもう一品がこちらです。
東京近郊のある程度の御歳の方なら誰もが知っているという老舗の飴です。
私が幼少の頃、棚に必ず入っていた飴です。
なぜ、我が家に常備されていたかといいますと、この飴がとても優しい飴だから。
この飴は、長く口の中にいれていても口の中が荒れないのです。
デリケートな子どもの口にと母が定番品として用意してくれていたようです。
ところで、「皆さんは「有平糖(あるへいとう)」をご存知ですか?
有平糖は安土桃山時代にポルトガルから伝わった南蛮菓子。
当時は大名への献上品でした。
江戸時代になって砂糖が多く手に入るようになったとはいえ、
まだまだ庶民はなかなか手がでないものだったということです。
そこで榮太樓総本舗の初代が創意工夫をして庶民に提供したものがこの「梅ぼ志飴」です。
名前の由来はさすが江戸っ子。
紅色の飴をひっぱって切った三角形のかたちが梅干しに似ていると名付けられたそうです。
以来、江戸時代から変わらぬ製法でつくられ続けているこの飴は、
皇居のお土産用にお洒落な巾着袋に入れられ、
黒飴とともに無着色の黄金色、紅色の3種類が入っています。
榮太樓総本舗の「梅ぼ志飴」は化粧品が少なかった明治、大正の頃、
上方の芸奴や舞奴さんの東京土産として人気だったそうですよ。
唇にこの飴を塗っておくと艶がでるのだそうです。
巾着袋に入った「梅ぼ志飴」(750円)はこちらでしか購入できないものだと思います。
また、皇居外苑には、楠公レストハウスという売店もあります。
こちらはお酒と和菓子が充実しています。
皇居の売店の商品はどれもみなリーズナブルなお値段。
どら焼きや煎餅には菊の御紋がついていて何だか面白いです。
どら焼きはフワフワでとてもおいしいですよ。
皆さんもお気に入りのお土産をぜひみつけてくださいね。
【アクセス】東京メトロ丸の内線大手町駅
【定休日】皇居東御苑定休日と同じ
【営業時間】9:00~15:30 延長する場合もあり
東京都千代田区皇居外苑1-1
【アクセス】東京メトロ千代田線二重橋前駅
【営業時間】8:30~16:00
【定休日】無休
その他参考サイト 千代田区観光協会
rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
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