城を巡る 復興天守の巻:岩国城
2022.02.13
2019.03.08
修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。
別名:高梁城。岡山県高梁市にある山城で、「天空の城」とも呼ばれている。
岩村城跡や高取城跡とともに、日本三大山城としても知られている。
マイクロバスでふいご峠まで登り、歩いて登城。まずは中太鼓の丸跡がお目見えです。
幸運にも雲海発生時に訪れたため、幻想的な姿が見られました。
中太鼓の丸跡から少し登ると、大手門跡が見えてきます。
大河ドラマ『真田丸』のオープニングでは、この大手門跡などが使われたそうな。
大手門の右手を見上げると、ド迫力の石垣群!岩、石垣、土塀!
天守をはじめ、ここにはいくつか現存建築物があります。そのうちの一つがこの土塀。
緩やかなカーブを描きながら、二の丸の方へ続いています。
振り返って、もう一度石垣群の方を見ましょう。何度見ても素晴らしい!
こちらは三の丸。先程の石垣群とともに、厩曲輪と二の丸の石垣が見られます。
土塀に沿って進み、黒門跡を抜けると間もなく二の丸へ。
こちらは、黒門跡付近からの眺め。見事な雲海ですね。
二の櫓門跡を越え、二の丸へ突入。いよいよ天守が見えてきました。
近くで見ても小ぶりな天守。唐破風(からはふ)が大きく見えますね。
最も高い所にある現存天守でありながら、最も低い現存天守でもあります。
1枚目は天守入口付近から見た本丸、2枚目は本丸東御門。
天守も石垣も土塀も美しい備中松山城。昨年は猫城主でも話題になりましたね。
次回後編は、天守内部や展望台からの眺めをご紹介します。
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電車で行く:JR西日本・伯備線「備中高梁駅」下車→路線バス「松山城登山口」下車、徒歩約50分
※駅からタクシーを利用した場合、「ふいご峠駐車場」より徒歩約20分
車 で行く:岡山自動車道「賀陽IC」より、西→北方面へ約30分
地域カテゴリ
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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