100名城を巡る 小諸城
2024.02.27
2019.05.31
修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。
別名:烏城、深志城。長野県松本市にある連結複合式の平城。
石川数正・康長父子による築城、松平直政による月見櫓等増設が行われたとされている。
松本城の一番外側の遺構である土塁が見られる、その名も西総堀土塁公園。
天守より南西500メートルくらいのところにあり、案内板も見応え充分です。
南側から松本城公園に入ると、内堀とともに天守を見上げるお決まりの角度。
北進すると、こちらも定番の撮影スポット。昨年訪れた五月中頃にはバラが咲いていました。
外堀を右手に見ながら、二の丸北側を西から東へ。
400メートルくらい歩くと、二の丸御殿跡へ続く二の丸裏御門橋へたどり着きます。
二の丸裏御門橋を渡り、本丸の東側に位置する二の丸御殿跡へ。
本丸御殿焼失後は長らく政庁として使用されましたが、こちらも明治九年に惜しくも焼失。
平成十一年に復元された東側の玄関口・太鼓門。まさに堂々たる佇まいですね。
上の写真は一の門(櫓門)、枡形という空間を経たこちらは二の門(高麗門)です。
太鼓門から南へ進み、本丸へ続く鉄門へ。早朝から周っていたので、まだ開いてませんでした…
開門前に、黒門付近から天守を撮影。天気が良ければ、日本アルプスの山々も見られます。
ここまでで、開城の8時30分まであと1時間。天守を眺めながら待つ時間も良いものでした。
次回後編は、本丸と天守内部を見てゆきたいと思います。
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電車で行く:JR大糸線「北松本駅」より徒歩約10分。
車 で行く:長野自動車道「松本IC」から東方向へ約15分。
地域カテゴリ
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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