武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2018年12月14日記事のため内容が古い可能性があります。

城を巡る 現存天守の巻:高知城(前編)

2018.12.14

現存天守とは

修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。

出世男が築いた土佐の現存天守・「高知城」

別名:鷹城。高知県高知市にある平山城。
関ヶ原の戦いの功績により移封された、山内一豊により築城される。

大手入口付近

兼山堀付近。大手門と天守が見られる撮影スポットです。

県立図書館付近におわします、山内一豊騎馬像。凛々しいお姿。

大手門

城の表玄関である、大手門。追手門とも言われます。
天守と同じく、江戸時代から現存する建築物。二枚目は内部から。

大手門から杉の段へ

まず見えるのは、高知出身の板垣退助像。自由民権運動で有名なお方ですね。
武田信玄の重臣・板垣信方の子孫でもあるそうです。

写真の真ん中やや右側、石垣から突き出た板のようなものが石樋。
雨の多い土佐で、排水のため工夫された仕組みだそうな。

杉の段

石樋を左手に、階段を登れば杉の段。前方には見事な三の丸石垣がそびえ立ちます。

右手には、山内一豊を内助の功で支えたという、妻・千代の像。

天守と石垣

杉の段から鉄門跡へ行く途中、見上げれば三段三重の石垣と天守!

一枚目もいいですが、この角度が私的にベストポジションです。

詰門付近

黒門跡を通過すると、正面が詰門と石垣。左を向けば天守が見られます。

本丸

二の丸を通り、いよいよ本丸へ。天守と本丸御殿の風格が素晴らしい!

西多聞と廊下門。なんと、本丸にあるすべての建築物が江戸時代からの現存です。

本丸の見渡す限りの現存建築物、堪能しました。癒やしの空間ですね。
次回後編は、天守内部と周辺の模様をご紹介いたします!

 

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高知城へのアクセス

電車で行く:JR土讃線「高知駅」下車、徒歩約25分
      とさでん交通伊野線(路面電車)「高知城前駅」下車、徒歩約5分
車 で行く:高知自動車道「高知IC」より、南西方面へ約15分

地域カテゴリ

新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

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