丸亀城の城主は関が原の戦いで親が敵だった
2024.02.20
2019.07.26
修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。
別名:金亀城、勝山城。愛媛県松山市にある連郭式の平山城。
加藤嘉明による築城であるが、落雷により焼失。1854年に再建される。
勝山頂上にある本丸へは、4つの登城路から行くことができます。
今回は、東側の入口である東雲口から登ってみましょう。
伊予松山藩の初代藩主・加藤嘉明公の銅像もこちら側にあります。
この方面からは有料のロープウェイ・リフトが運行しており、
歩いて登るのとは違った趣がありますね。写真はリフトから見える天守です。
長者ヶ平でリフトを降り西へ進むと、石垣と巽櫓が見えてきます。
この巽櫓下の石垣、何度見ても惚れ惚れする曲線美!
石垣を右手に西に進むと、大手門方面へ出られます。
真っ直ぐ進んでも天守にたどり着けない!という恐ろしい罠が。
本丸へ行くには、写真中段にある戸無門とその先の筒井門を通らねばなりません。
戸無門付近から下を見ると、入り組んだ大手門跡も見られます。
筒井門を抜けると、お次は太鼓櫓。攻め手はまだまだ息がつけません。
2枚目は、太鼓門を通過し本丸から撮影した写真です。
本丸から見た天守群。マスコットキャラのよしあきくんもなかなかの存在感。
オススメは、太鼓櫓付近西側の柵あたりから見る馬具櫓と天守群。
天守群はもちろん、長大な屏風折れの石垣も素晴らしいですね!
本壇とは、本丸の中でも天守群を組成する一帯のこと。
入城券購入後、まずは正面に見える大天守がこの威圧感で出迎えてくれます。
順に一ノ門→二ノ門→三ノ門と通るのですが、左に3回曲がる間に何回も狙われますね…
三ノ門の先は筋鉄門があり、その先はいよいよ天守群の中庭です。
天守群は、連立式と呼ばれる大天守・小天守・櫓を渡櫓でつなぐ構造になっており、
中庭からはぐるっと一周建築物が堪能できます。写真は大天守から右回りで小天守。
引き続き右回りで南隅櫓→十間廊下→北隅櫓の順です。
基本的にどの城も歩いて登るのですが、リフトから見る城も良いものでした。
次回後編は、天守群内部やその他本丸の様子をご紹介したいと思います!
写真で攻める!大人気「城を巡る」その他のシリーズはこちらをクリック
電車で行く:伊予鉄道松山市駅線・下り「大街道駅」より北へ徒歩約5分。
伊予鉄道環状線・下り「赤十字病院前駅」より南へ徒歩約6分。
車 で行く:松山自動車道「松山IC」より北方向へ約20分。
地域カテゴリ
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
四国地方の記事
この記事の後によく読まれているおすすめ記事
バックナンバー記事
この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています