100名城を巡る 「山形城」
2024.06.30
2019.01.11
修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。
別名:鷹岡城。青森県弘前市にある平山城。津軽為信・信枚親子により築城される。
2019年現在、石垣修復のため天守が一時的に移動されている。
城郭の南側にある、外堀と大手門。簡素な作りですが、風格があります。
大手門を通り、三の丸を北上すると見えるのが南内門。
大手門と南内門も含め、城郭内には現存する門が5棟あります。
南内門から北へ行くと、前方に堀と真っ赤な下乗橋がお目見え。
下乗橋からは素晴らしい本丸石垣が見られます。天守はここからまだ見えず。
天守不在の天守台。これはこれで、貴重な風景と言えるでしょう。
本丸の西側には、蓮池が広がっています。春の桜も良いですが、夏の蓮もきれいでしょうねえ。
そして、現在引っ越し中の天守!こちらは、天守台の近くにある展望台から。
石垣の修復は2021年終了予定ですので、このお姿を見られる期間も少なくなってきました。
更に近づき、入口付近から。1枚目とは違う顔を見せてくれます。
天守一階には、どのようにして天守を移動させたのか、という展示物。そして階段。
1枚目は二階からの眺め、2・3枚目は三階の様子。
入城から閉館まで2分しかなかったため、ゆっくり見られなかったことが悔やまれます…
天守の風格はもちろん、その天守を移動させた知恵と技術にも心打たれました。
次回後編は、他の現存櫓や門などを見ていきましょう!
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電車で行く:JR奥羽本線・弘南鉄道弘南線「弘前駅」下車→路線バス「市役所前」下車、徒歩約5分
弘南鉄道大鰐線「中央弘前駅」下車、徒歩約20分
車 で行く:東北自動車道「大鰐弘前IC」より、北西方面へ約30分
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新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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