続100名城を巡る 「赤木城」
2024.08.12
2017.05.09
神様に近い場所
伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)が開かれた伊勢志摩、
伊勢の旅は再びの人気と話題を呼んでいますよね。
皆さんは、神様に一番近い場所、伊勢神宮に出かけられたことはありますか?
伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社。
太陽を神格化した「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が祀られている
皇大神宮(内宮)と豊受御神(とようけおおみかみ)」」を祀る豊受大神宮(外宮)、
その他125の別宮や摂社などがあります。
内宮と外宮だけでも大変に広い敷地なので、1日ではじっくりと回ることは難しい場所です。
私も一日目は外宮、二日目は内宮と二日間に分けて参拝させていただきました。
伊勢神宮の天照大御神と豊受大神が主祭神の「芝大神宮」の記事はこちら
豊臣秀吉の支え
と言われています、
私も最近まで知らないことでした。
これほど由緒正しき神社であっても、戦乱の時代は、伊勢神宮にとっては厳しい時代となりました。
けれど、土豪に領地を奪われ、神宮を維持していくための資金には苦しい神宮に
そして太閤検地をきかっけにし、領地を復興させた伊勢神宮には、検知を免除し伊勢神宮を支えたということです。
伊勢神宮にも戦国の武将の、豊臣秀吉の力が及んでいたとは。
こんなところからも天下統一を知ることができます。
五十鈴川の秘密
ところで、そんな伊勢神宮の中にも流れている五十鈴川。
この五十鈴川は伊勢神宮内宮の御手洗場になっていますので、訪れたことのある方はご存知だと思います。
内宮を参拝する際は、まずここでお清めをします。
この御手洗場、内宮の入り口の宇治橋の脇には「柵(さく)」があるのだそうです。
この「柵(さく)」は、一般的に言われる「さく」のことで、木や竹で編んだ生垣のことです。
また、他の意味で「じゃまをする、まとわりつく」
「生きている中で人にまとわりつくもの、退き止めるもの」といった意味も持ち
「会社のしがらみ」などという使われ方もしますよね。
実は、この「柵(さく)」という漢字が「柵(しがらみ)」とも読むのです。
そしてこの「柵(しがらみ)」の使い方のもとになったものが、伊勢神宮内宮入り口のある柵だそうです。
宇治橋の上流に何本もの杭が打ち込んであるそうです。
とっても、とっても意味深です。
三重県伊勢市宇治館町1
東京から新幹線で名古屋まで
名古屋から
近鉄特急・JR快速みえ →伊勢
京都から
近鉄特急 →伊勢
大阪難波から
近鉄特急 →伊勢
【参拝時間】9:00~16:30(無休)
(季節、天候により変更することがあります。)
【参拝料】 無料
【ご拝観】 透壁の内側の社殿拝観(社殿内は非公開です。)
9:30~16:00 無休
【拝観料】 大人(中学生以上)500円
小学生 100円
rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
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