徳川家康の側室「お万の方」とゆかりのある「蓮永寺」
2024.04.01
2020.12.11
資料や図面などに基づき、築城当時の姿を忠実に再現したもの。
内部は鉄筋コンクリート造などで、見た目のみ再現した外観復元天守、
内部も外部も再現した木造復元天守の2つに分類される。
別名:雲霧城、松尾城など。静岡県掛川市にある平山城。
今川義忠の命により朝比奈泰煕が築城し、山内一豊が大規模な改修を行った。
1994年に日本初の木造復元天守が、1995年に大手門が再建された。
天守の南東にある巨大な大手門。遠目に天守も見られます。
礎石に工夫を凝らし、大きな門が傾かないようにされていたそうな。
こちらは、大手門の内側にある現存建築物の大手門番所。
城内に出入りする人々を見張る、役人の詰所として使われた建物です。
二の丸・本丸方面へ通じるという、重要な位置にあったのがこの四足門。
階段を登る前に、隣りにある三日月堀も要チェックです。
四足門を抜け、直進して本丸方面へ。右に行けば二の丸御殿へ行けます。
正面に見える本丸門跡には石垣があり、左手上方には現存建築物の太鼓櫓が。
本丸から撮影ののち階段を登り、いよいよ木造復元天守の下へ。
この天守は、同じく山内一豊が築いた高知城を参考にして再建したとのこと。
ここから天守内部の様子。一階に入ると、正面で山内一豊騎馬像がお出迎え。
天守内にある階段はすべて、現存十二天守に近い角度ではないでしょうか。
続いて二階。大きな柱と梁が木造の良さを醸し出しております。
そして最上階へ。東側から二の丸御殿、南側から本丸や大手門を見渡せます。
天守をあとにし、お次は二の丸にある茶室付近へ。
何年か前、11月末に訪れたときはこのように紅葉しておりました。
そして、天守と並ぶ目玉である現存建築物の二の丸御殿へ。
数多くの時代劇や映画の撮影に使われた、というのも納得の存在感ですね!
ここから御殿内。建物自体をはじめ、あの杉様寄贈の甲冑など見どころ満載です。
歩いて10分くらいの所に掛川古城跡もあり、こちらにある大堀切跡もオススメです。
次回は徳川御三家のひとつ、徳川将軍を排出した紀州藩のあのお城へ。
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電車で行く:JR・天竜浜名湖鉄道「掛川駅」より北へ徒歩約10分。
車 で行く:東名高速道路「掛川IC」より北方面へ約10分。
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新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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