どこにいた家康 Vol.43 佐和山城
2023.11.10
2015.12.01
織田信長の「まけずの鍔」といえば
JR安土駅すぐのところにある、和菓子屋「万吾樓」さん。
こちらで販売している、桶狭間の合戦以後、連戦連勝した信長愛刀の鉄鍔をそのまま型取った2色餡入り手作り最中「まけずの鍔」は安土土産として有名です。
遠方へのおみやげにも、縁起物として合格祈願、もちろん信長ファンへのプレゼントにもぴったりですね。
有名商品のため、安土城の天守を再現した博物館「信長の館」などおみやげ屋さんではだいたい販売されています。
すぐにポップを発見。テレビでもたくさん取り上げられているようです。
中身はこんな感じ。鍔のプリントが本物っぽい!
中にはあんこがたっぷり。
お店のホームページからこだわりの材料と製法について。
一晩じっくりと休ませたあんこを使ってお箸で詰めるのもこだわりです。へらはあんこが練れやすく、昔からお箸を使ってやさしく手詰めしています。パートさんにもお箸の持ち方から習ってもらってます。
皮は滋賀の羽二重餅を使用。芳ばしい香りを大事にしたいので、焼き方にもわがままを聞いてもらってます。
豆は北海道十勝産。昔からの豆の専門業者が選別したものを、毎年、何度も炊き比べて、その年の最良のものに決めています。
香り、芳ばしさを特に大事にしてますので、冷凍は一切しません。毎日手詰めにこだわり、香りを逃がさないように工夫しています。
箸の使い方の練習からとは!かなりこだわっているようですね。
手持ちの鍔とこのお菓子を比較してみました。
こちらは鍔。信長の愛刀は手にはいらないので(当たり前)、文鎮代わりに使ってと頂いた職人さんお手製の鍔です。
並べて見るとどうでしょう。かなり雰囲気が近いですね。
味はあんこの甘さがちょうどよく、とっても美味しかったです!
お茶菓子にちょうどいい大きさと満足感でした。
近くに寄った際にはぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
インターネットからも購入可能です。
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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