愛知の城を巡る 山中城
2024.04.20
2016.11.09
現存天守の城として人気の高い犬山城。
その歴史は古く天文6年(1537)に織田信長の叔父である織田信康によって創建されたお城です。
今は、現存する日本最古の木造天守として、知られています。
実は犬山城は、小牧・長久手の戦いで大垣城主の池田恒興が奪取し、豊臣秀吉がここを本陣とした場所。
小牧・長久手の戦い以降、織田信雄に一旦返上されたこの城は、のちに豊臣秀次の領地となり、実父の三好吉房が城主を務めることになりました。
その後は石川貞清により整備され、江戸以降は成瀬家が城主として治めてきました。
豊臣秀吉と徳川家康の直接対決「小牧長久手の戦い」を紐解く記事はこちら
歴史もすごいのですがやはり現存天守の存在感はさすがです。
入る前からテンションがあがります。
亀の甲羅に桃がのった形をした魔よけが屋根瓦についています。
近所に桃太郎神社があるのは、なにかゆかりがあるのでしょうか。
入場料は550円。
入るとスリッパに履き替え、当時のお城らしく急な上り階段で上まで上がります。
天守の一番上には石高表が。
天守の景色はこんな感じ。
遠くに家康が陣を張った小牧山城が肉眼で見られます。
豊臣秀吉と徳川家康の直接対決「小牧長久手の戦い」を紐解く記事はこちら
住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2
電話:0568-61-1711
<電車>
名鉄名古屋より電車で25分
その他、詳しい行き方はこちらを参照ください。
<入場料>
・常設展示 大人550円/小人110円
9:00~17:00
(入場は16:30まで)
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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