武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2019年4月12日記事のため内容が古い可能性があります。

城を巡る 現存天守の巻:丸亀城(前編)

2019.04.12

現存天守とは

修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。

そびえ立つ石垣が圧巻の「丸亀城」

丸亀城 別名:蓬莱城。香川県丸亀市にある平山城で、生駒親正・一正による築城。
現在の天守は、1660年に当時の藩主・京極高和が完成させたといわれている。

大手口

北側の入口である大手門。左右には内堀、見上げると壮大なる石垣と天守!


大手一の門

丸亀城の入口を固めるのは、大手一の門。天守と同じく現存する建築物です。

こちらは内部の様子と、中からの眺め。上から見る広大な枡形と大手二の門もいいですね。

見返り坂

大手門から進むと見えるのが、この見返り坂。二枚目が見返った写真です。

三の丸高石垣

丸亀城の代名詞の一つ、三の丸高石垣。その高さ、約22メートル!

高石垣を左手に見ながら進んでいくと、石垣に次ぐ石垣!思わず感嘆の声が出ました。

二の丸

来た道を戻り、三の丸から二の丸へ。こちらは、日本一深いと言われている井戸。

一枚目は隅櫓跡の石垣、二枚目は二の丸から本丸へ続く門跡石垣です。

天守

四国最古の天守。コンパクトですが、歴史を重ねたお姿はそれを感じさせません。

天守内部

まずは一階。変わり兜や火縄銃の展示、そして恒例の急な階段。

続いて二階と三階。展示物がなく、柱や梁などを堪能できます。三枚目は、三階からの眺め。


現存天守はもちろん、それ以上に石垣が素晴らしい。どちらも主役、ダブル主演ですね。
次回後編は、今回ご紹介しきれなかった石垣を見てゆきたいと思います。

 

写真で攻める!大人気「城を巡る」その他のシリーズはこちらをクリック

 

丸亀城へのアクセス

電車で行く:JR予讃線「丸亀駅」より徒歩約15分
車 で行く:高松自動車道「坂出IC」より西方向へ約15分

 

丸亀城ホームページ

https://www.marugame-castle.jp/

地域カテゴリ

新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています

ログイン してコメントを投稿して下さい。
ユーザー登録がお済みでない方は 登録画面 にて登録後、コメントを投稿して下さい。

四国地方の記事

人気記事

PR

武将名や合戦場所などで検索

地域カテゴリ一覧

この記事の後によく読まれているおすすめ記事

バックナンバー記事

次の10件を見る

戦国武将の生涯をたどる
  • 信長公の生涯をたどる

    天下布武その生涯をめぐる
    <勝幡〜清洲〜岐阜〜安土>

  • 秀吉公の生涯をたどる

    日本一出世 その生涯をめぐる
    <名古屋〜長浜〜大阪〜京都>

    豊臣秀吉年表へ
  • 家康公の生涯をたどる

    天下泰平までの道のりをめぐる
    <岡崎〜浜松〜江戸〜駿府>

    徳川家康年表へ
  • 加藤清正年表へ