100名城を巡る「金山城」
2024.09.28
2021.04.02
改修前に登城したときと、城内の様子がまったく変わっていてびっくりしました。
新しくなった「小田原城」は、豊臣秀吉の策略や北条氏の思惑などがよくわかるようなさまざまな工夫が施されています。
改修前の「小田原城」は木造ならではの魅力があったので、それがなくなってしまったことは惜しい気もしますが、別の角度からお城の魅力を伝えてくれます。
豊臣秀吉が天下統一を果たす集大成でもある『小田原征伐』。
豊臣秀吉ファンなら必見の
アクセス1 JR小田原駅
JR東海道本線で小田原駅に到着すると出口は西口と東口の2か所がありますが、東口改札口から出てください。
東口改札口を出てすぐ、中央上部にこのような案内が表示されています。
『小田急線 箱根登山線 新幹線 大雄山線→』の下に右方向の案内
『小田原城』と書かれています。
この案内表示版の先に、観光案内所があります。
時間があったら、ここに立ち寄って
小田原に詳しい方がいらっしゃいますので、
「豊臣秀吉ゆかりの地などはありますか?」
「徳川家康に関係する史跡はありますか?」
などと尋ねると、地図をみながら説明してくれたり、一緒に探してくれたりするので、思わぬ発見があるかもしれません。
また、ちょうどイベントなどを開催していることもあり、そういった情報も入手することができます。
最近はスマホアプリを利用した観光案内がありますよね。
小田原にも『小田原さんぽ』という無料アプリがあるので利用するのもよいかもしれません。
アクセス2 小田原城入城?
観光案内所を出ると左(東口改札口からみると右方向)に階段とエスカレーターがありますので、それを下ってください。
階段を下りきると、バス乗り場がありますが、バスには乗らず平坦な道を徒歩で小田原城まで向かいます。
右方向に進んでください。
このような石柱があります。
この石柱は、ところどころに出現し、地名が書いてあります。
最初は『揚土』。
『あげつち』と読みます。
小田原駅周辺は、小田原城へも徒歩で行けることからもわかるように、城に近い地域です。
このあたりは『武家地』と呼ばれ、主に町人地以外の広大な平坦地で、主に武家屋敷や潘の施設が立ち並んでいた所です。
『揚土』は、小田原城の三の丸空堀を造成したときの土やその堀に流入した土砂をこの地に揚げて埋め立てたことからつけられたそうです。
また、この辺りには小田原城の谷津口という城門があったようです。
つまり、この小田原駅東口から出たあたりから、小田原城だったということになりますね。
アクセス3 お土産の下見
歩道に沿って、このような案内板がいくつも出ているので、迷うことなくお城まで行くことができますよ。
そして小田原といえば『かまぼこ』と『梅干し』ですね。
小田原のかぼぼこやさんの老舗『鈴廣』さんや『㋒(まるう)』さん。
『ちん里う本店』さんがありますので、まずはお土産などをのぞいてみてもよいですね。
こちらのお店を通り過ぎると曲がり角。
そして『小田原万葉の湯』さんがあります。
こちらも通り過ぎてください。
アクセス4 上幸田
この付近は『上幸田』」という場所のようで、再び石柱が立っています。
この地名の由来は、小田原北条氏時代に、家臣真田氏がこの地に住んでいたといわれることからつけられたそうです。
ここも小田原城に入るための幸田門近くの侍町だったとか。
幸田門は、ここにあったようで『幸田門跡記念碑』がありました。
確かになんとなく雰囲気が感じられますね。
アクセス5 「小田原城」二の丸広場から
この記念碑を左手にして、まっすぐに進むとまもなく「小田原城」に到着します。
赤い欄干がみえてきたら、もうすぐです。
このような看板があり、
『小田原城正規登城ルート』と書かれていますので、そちらから登城されても、こちらの橋を渡って登城しても、どちらでもよいと思います。
駅から歩いている人をみていると、だいたい皆さんこちらから、入られていました。私もこちらから登城しましたよ!
到着です!
神奈川県小田原市城内3-22
小田原駅より徒歩10分
rico
教育系ライターricoです。 公立小学校の教員をしていました。戦国時代の強い姫たちが好きです。特に江のファン。読んでくださる方の心にイメージが広がるような文章を紡いでいきたいと思っています。
関東地方の記事
この記事の後によく読まれているおすすめ記事
バックナンバー記事
この記事へのコメントや情報提供をお待ちしています