城を巡る 復興天守の巻:岩国城
2022.02.13
2016.06.06
国宝、世界遺産に登録されている、日本を代表する城の一つ。別名:白鷺城。
現在の連立式天守は池田輝政の時代に築かれ、「平成の大改修」によりその白さを蘇らせた。
秀吉が「中国大返し」時、姫路城に備蓄していた金・米を兵たちに与えて士気を上げた話は有名。
内堀と大手門越しに見える天守群。大改修を終えた大天守は本当に白かったです。
大手門を通過し、三の丸広場を右方へ。左へ行けば正面入口、真っすぐ行けば搦手入口です。
こちらは二の丸石垣。下段の石垣は、時代的に黒田官兵衛の普請によるものだそうです。
帯郭櫓と帯の櫓の間から顔を出す大天守。陽に照らされた石垣・大天守・櫓が綺麗でした。
搦手の東門登閣口は現在整備中で、腹切丸まで登れなかったのは残念です。
三の丸から二の丸に通じる表口にそびえ立つ菱の門。姫路城内で最大の門です。
菱の門を抜け右手を見れば、三国堀と天守群が。天守群までの奥行きのある石垣が美しい。
いの門を抜け、ろの門をくぐると正面に見えるは天守群。時代劇のロケにも使われる画ですね。
はの門の次は、にの門。見どころが多すぎて、天守までは近いようで遠い。
南側方面の眺め。鯱瓦の先に三の丸広場、大手前通り、姫路駅が見られます。
西側方面の眺め。菱の門からの登城路、西の丸が一望でき、その形がよくわかります。
ぬの門をくぐると、目の前に現れる扇の勾配。写真では表現しきれない圧倒的な存在感!
扇の勾配を越えるとこの景色。縦方向の曲線美に続き、横方向の曲線美が楽しめます。
姫路美術館あたりから見た、北側の内堀と石垣。時期によっては、和船に乗って内堀巡りできるそうです。
清水橋あたりから見た、北西側の内堀と石垣。堀の右側には千姫の小径という散歩道があります。
姫路城十景の一つ、男山配水池公園からの姫路城。城郭を一望できるこの眺めに大満足。
初訪時は「平成の大改修」の真っ只中だったので、姫路城大天守を生で見たのは初めてでした。
スペースの関係上、泣く泣くカットしましたが、本多忠政が整備した西の丸も見所満載です。
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☆ 姫路駅から行く
①バス
神姫バス、城周辺観光ループバスにて、「姫路城大手門前」まで約5分。
②徒歩
北方向へ、大手門前まで約20分。
☆ 車で行く
山陽自動車道「姫路東IC」降車、南西方向へ約15分。
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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