武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2016年6月6日記事のため内容が古い可能性があります。

城を巡る 其の六:姫路城

2016.06.06

西国の白き要塞・姫路城

国宝、世界遺産に登録されている、日本を代表する城の一つ。別名:白鷺城。
現在の連立式天守は池田輝政の時代に築かれ、「平成の大改修」によりその白さを蘇らせた。
秀吉が「中国大返し」時、姫路城に備蓄していた金・米を兵たちに与えて士気を上げた話は有名。

大手門と天守群

内堀と大手門越しに見える天守群。大改修を終えた大天守は本当に白かったです。
01 内堀と大手門、天守

ちなみに、大改修時に訪城したときはこんな感じでした。
01 内堀と大手門、天守2

大天守と二の丸石垣

大手門を通過し、三の丸広場を右方へ。左へ行けば正面入口、真っすぐ行けば搦手入口です。
02 三の丸から見た天守群 2

こちらは二の丸石垣。下段の石垣は、時代的に黒田官兵衛の普請によるものだそうです。
02_2 二の丸石垣 3

搦手方面からの大天守

帯郭櫓と帯の櫓の間から顔を出す大天守。陽に照らされた石垣・大天守・櫓が綺麗でした。
搦手の東門登閣口は現在整備中で、腹切丸まで登れなかったのは残念です。
03_2 帯郭櫓と大天守 2

菱の門・三国堀

三の丸から二の丸に通じる表口にそびえ立つ菱の門。姫路城内で最大の門です。
04_1 菱の門

菱の門を抜け右手を見れば、三国堀と天守群が。天守群までの奥行きのある石垣が美しい。
04_2 三国堀と天守群

ろの門からにの門への道

いの門を抜け、ろの門をくぐると正面に見えるは天守群。時代劇のロケにも使われる画ですね。
05_2 ろの門付近から見た天守群 2

はの門の次は、にの門。見どころが多すぎて、天守までは近いようで遠い。
05_3 はの門からにの門へ 2

大天守最上階からの眺め

南側方面の眺め。鯱瓦の先に三の丸広場、大手前通り、姫路駅が見られます。
06_1 大天守・6階 2

西側方面の眺め。菱の門からの登城路、西の丸が一望でき、その形がよくわかります。
06_1 大天守・6階 1

石垣

ぬの門をくぐると、目の前に現れる扇の勾配。写真では表現しきれない圧倒的な存在感!
07_1 本丸石垣・扇の勾配 01

扇の勾配を越えるとこの景色。縦方向の曲線美に続き、横方向の曲線美が楽しめます。
07_2 二の丸から見た石垣 1

内堀と石垣

姫路美術館あたりから見た、北側の内堀と石垣。時期によっては、和船に乗って内堀巡りできるそうです。
8_1 姫路神社北側石垣

清水橋あたりから見た、北西側の内堀と石垣。堀の右側には千姫の小径という散歩道があります。
8_2 姫山公園北西側石垣

男山から見た天守群

姫路城十景の一つ、男山配水池公園からの姫路城。城郭を一望できるこの眺めに大満足。
9 男山から見た天守群
9 男山中腹から見た天守群

初訪時は「平成の大改修」の真っ只中だったので、姫路城大天守を生で見たのは初めてでした。
スペースの関係上、泣く泣くカットしましたが、本多忠政が整備した西の丸も見所満載です。

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姫路城へのアクセス

☆ 姫路駅から行く
①バス
神姫バス、城周辺観光ループバスにて、「姫路城大手門前」まで約5分。

②徒歩
北方向へ、大手門前まで約20分。

☆ 車で行く
山陽自動車道「姫路東IC」降車、南西方向へ約15分。

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新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

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