どこにいた家康 Vol.43 佐和山城
2023.11.10
2016.06.21
石田三成で観光PRをしている滋賀県は、現在びわ湖・近江路観光圏活性化協議会が主催として「MEET三成展」を開催していて、石田三成にまつわる史跡がとても賑やかです。
特に石田三成CMはWEB上で大きな話題となりました。
そんなMEET三成展の1つである、米原会場「MEET三成 運命・米原企画展」の場所、観音寺をご紹介します。
こちらは三献の茶で有名なお寺です。
この大原観音寺は、当時小姓だった石田三成が初めて豊臣秀吉と会い、三献の茶から家臣として取り立てられたという逸話のあるお寺。
その歴史は古く、伊吹山にあった観音護国寺がこの場所に移転したそうです。
本堂、鐘楼、惣門が重要文化財。石田三成が豊臣秀吉に献じたお茶の水を汲んだとされる古井戸もあり、石田三成を巡る場所として有名なお寺です。
こちらが豊臣秀吉にお茶を献上した時に使ったお湯を汲んだ井戸。
なだらかな坂を上がり、少し階段をあがる高いところにある本堂。
歴史を感じる作りになっています。
『真田丸』で三成役を好演中の山本耕史さんのサインも!
「MEET三成 運命・米原企画展」では、豊臣秀吉・石田三成出会いの地・観音寺と現代に生きる三成像を紹介。「三献の茶」の体験などができます。行ったその日は暑い日だったので、少し冷たいお茶が出てきました。キンキンに冷えているとお腹もびっくりしますが、ちょうどいい温度で「三献の茶だ!!」と感動しました。
米原会場は観音寺ですが、長浜会場「MEET三成 真田丸ゆかりの武将展」、彦根会場「MEET三成 真田丸にみる石田三成と激動の佐和山城展」と、各場所に石田三成ゆかりの地があり、それにちなんだ展示などが催されています。
石田三成人気はもともと高いですが、さらに石田三成を知りたい方におすすめです。
石田三成好きの聖地・滋賀県長浜市の「石田会館」と一族の供養塔のある「石田神社」の記事はこちら
住所:滋賀県米原市朝日1342
電話:0749-55-1340
<電車>
JR長浜駅からバス「観音寺前」下車徒歩約5分
<自動車>
北陸自動車道長浜ICから車で約10分、駐車場は10台
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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