100名城を巡る「甲府城」
2024.10.29
2015.12.03
駿府城の紅葉山庭園という庭園があります。
駿府城に入るときは、ぜひこちらもセットにして両方見るのがおすすめです。
紅葉山庭園は、 駿河の国の名勝を織り込んだ4つの庭を中心に、四季折々の表情が味わえる庭園です。
4つの庭は「里の庭」「海の庭」「山里の庭」「山の庭」。山里の庭は富士山や安倍川の流れを表現しいて、庭から風光明媚な静岡の風景をイメージできるのです。
実際、日本庭園になんの知識がなくても大丈夫です。音声ガイドの貸出があるので、これを聞きながら庭を回るとどういうものかがわかります!
庭をただ回るだけではなく、途中静岡らしくお茶たのしめるスポットも用意されています。
花より団子なので、すぐにお茶してしまいましたw
庭に面した立礼席は、靴を履いたまま気軽にお茶が楽しめます。
私が頂いたのは、本山抹茶のセット。主菓子付で510円(税込)です。
この本山抹茶は、徳川家康にゆかりのあるお茶で、徳川家康も飲んでいたかもしれないお茶です。静岡市安倍川の内牧と西ヶ谷、藁科川の産女の茶園で被いを掛けて栽培したお茶を製造し、最後に臼で挽きます。この地域の抹茶は今川、徳川の時代から造られてきたとのこと。
新茶が籠に入れられて、大名行列する行事も有ったくらい。
徳川徳川家に献上するお茶はとにかくプレミア物。
今はこのように、誰でも気軽に味わえます。
他に両河内煎茶、朝比奈玉露など緑茶類もあります。
駿府城公園に行ったらぜひ紅葉山庭園も行ってみてください。
5月はホタル観賞もできるようで、通年を通して庭とお茶を楽しめます。
<徳川家康にゆかりのあるグルメの記事はこちら>
このツーンがやみつき!きっと家康も食べた?江戸時代から続く「わさび漬け」
住所:静岡市葵区駿府城公園1-1
詳細は公式ホームページをご覧ください↓
https://sumpu-castlepark.com/momijiyama/
北村美桂
岐阜県出身。東海三県の歴史旅ブログ「カツイエ.com」の運営を行うWebライター。
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