武将像を巡る:令和四年のふりかえり
2022.12.24
2019.10.26
修復・改築・元の素材を用いての再建などを経て、
江戸時代からその姿を残している天守のこと。
日本全国で、該当するのは12城のみ。
別名:白鷺城。兵庫県姫路市にある渦郭式平山城。国宝、世界遺産。
赤松氏による築城、黒田氏・羽柴氏の時代を経て徐々に大規模化。
現在の城郭は、城主が池田輝政の時代になってからのもの。
1枚目はワの櫓。西の丸も、百間廊下・化粧櫓など見どころ満載。
2枚目は下側から撮影。奥がワの櫓、手前がカの櫓です。
西の丸から見る天守群は、塀や石垣が重なりあう絶景!
ワの櫓から建物内部へ進入。この百間廊下、長屋全体で300mあるとのこと。
進路左手である外側は、有事に備えて狭間が装備されています。
こちらは、化粧櫓内部。窓から見えているのは、女中が住んでいた長局。
天守群の南東にある城見台公園から。復元鯱と天守群の共演。
こちらは、南側にある建物・イーグレひめじの屋上から。
城郭全体が見渡せる、素晴らしいスポットです。
お次は少し遠出をして、西側の門跡を見てゆきましょう。
まずは南西にある埋門跡。1枚目写真の右端にある国道が、中堀の跡です。
続いて、埋門跡の北側にある車門跡。西側と東側から1枚ずつ。
更に北上し、市之橋門跡付近へ。天守群も遠目ですがちらっとお目見え。
天守群を北西側から一望できるのが、男山配水池公園。
少し階段を登りますが、その先にはこのような素晴らしい光景が!
1枚目は大手門、2枚目は三の丸から見上げる天守群です。
翌日、日の出と天守群の共演を見るため再び男山配水池公園へ。
写真は3月のものですが、冬頃ですともっと近い位置で日の出が見られるそうです。
男山を下り、城郭北側を東へ進みましょう。こちらは、北側からみた内堀と天守群。
更に進んで東側。朝日をうけた天守群と石垣は得も言われない美しさ。
ここからは中掘付近の門跡めぐり。
1枚目は東側の久長門跡、2枚目は南東側にある内京口門跡と内堀。
最後は南側。1枚目は市民会館のお隣りにある総社門跡、
2枚目は大手前西交差点にある中ノ門跡。
こちらは鵰門跡。難しい漢字は、「くまたか」と読みます。
図のある案内板が各門跡に設置されているので、こちらも是非御覧ください。
3回に渡った姫路城ですが、これでも足りません。恐るべし、姫路城…
次回はシリーズ最後、愛知県犬山市にある犬山城をご紹介します!
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電車で行く:JR「姫路駅」より北へ徒歩約20分。
車 で行く:山陽自動車道「姫路東IC」より南西方向へ約15分。
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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