武将愛 SAMURAI HEART

この記事は2020年1月31日記事のため内容が古い可能性があります。

城を巡る 日本三名城の巻:大阪城(後編)

2020.01.31

日本三名城とは

築城の名人と言われた、加藤清正もしくは藤堂高虎が普請した城。
選ばれる三城については、時代などにより諸説あるが、
この連載では大阪城・熊本城・名古屋城を三名城とする。

豊徳転換を決定づけた「大阪城」

別名:錦城。大阪府大阪市にある、輪郭式平城。
豊臣秀吉の命により、1583年に築城を開始したとされている。
徳川の世になった後、藤堂高虎を中心とした天下普請で修築。

大手門

大阪城南東側の入口が大手門。左手を見れば、多聞櫓・千貫櫓があります。

高麗門をくぐれば、広大な枡形と巨大な多門櫓が。
土塀や巨石もあり、見どころ満載の空間と言えるでしょう。

南仕切門跡

二の丸の西と南を分断していた、南仕切門跡。
1枚目が西側から、2枚目が南側からの写真です。

六番櫓跡

南仕切門をくぐり、南へそのまま直進すると現れるのが六番櫓。
二の丸南側に建てられた七基の櫓のうち、現存しているのはこの六番櫓と一番櫓のみ。

こちらは、外側からの写真。六番櫓と奥行きのある石垣が楽しめます。

桜門

東へ進むと、左手に本丸へ続く桜門があります。
日中は多くの人で賑わってますので、早朝に行くのがオススメ。

門だけでなく石垣や空堀も必見。2枚目は東側からの写真です。

蛸石

門をくぐれば、「蛸石」と呼ばれるド迫力な巨石が正面に!
城内に11個ある巨石の中で、最も大きいのがこの石になります。

本丸

南側から本丸に来れば、まず天守を撮影したくなるのがこの真正面でしょう。
海外から団体で来られる方々も、良くこの位置から写真撮影してますね。

こちらは天守の南西にある数寄屋前櫓跡と、そこから見える天守の図。

玉造口

本丸を離れ、南東にある大阪城公園への入口である玉造口へ。

こちらは遠目からの一枚。真ん中に見えるのが現存の一番櫓です。

大阪歴史博物館から見た天守

大阪城公園の外、南西にある大阪歴史博物館。ここから城郭を一望できます。
広い大阪城、手持ちのカメラとレンズではこの範囲を撮るのが限界でした…

ライトアップ

最後は美しいライトアップを。1枚目は大手門、2枚目は伏見櫓。

冬季は趣向を凝らしたイルミネーションもあり、夜でも賑わっていました。
写真は極楽橋からの天守と、山里口出枡形からの天守。

大阪城だけでもよいですが、合わせて大坂の陣ゆかりの地も巡りたいところですね。
次回は、昨年訪れた復興作業中の熊本城をご紹介したいと思います!

 

写真で攻める!大人気「城を巡る」その他のシリーズはこちらをクリック

 

大阪城へのアクセス

電車で行く:京橋口または青屋口へ
       地下鉄「大阪ビジネスパーク駅」より南西へ徒歩約7分。
       JR「大阪城北詰駅」より南へ徒歩約10分。
車 で行く:阪神高速「森之宮IC」より北方向へ約5分。

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新井 良典

愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。

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