100名城を巡る「彦根城」後編
2025.01.12
2020.12.25
今回は、私が令和二年に訪れた新たな像たちをご紹介していきます。
まずは上杉謙信坐像。「不識庵謙信」を称した頃のお姿でしょうか。
幼少期を過ごしたという栃尾城跡の近くにある秋葉公園におわします。
秋葉公園から歩いて5分ほど、長岡市栃尾美術館にはこちらの像。
小ぶりではありますが、躍動感が感じられる騎馬像ですね。
秋葉公園
所在地:新潟県長岡市谷内2丁目8
栃尾美術館
所在地:新潟県長岡市上の原町1−13
兼続が断絶の危機にあった直江家を継ぎ、居城とした与板城跡。
その近くにある与板歴史民俗資料館には、こちらの兼続立像が。
続いては、兼続主役の大河ドラマ放映に合わせてつくられた像。
若き上杉景勝と春日山方面を指差す兼続、といった構図だそうです。
最後は、さらに若くなった兼続と、景勝の妹とされる桂姫の像。
ちなみに二人の後ろにある山が、兼続も城主を務めた坂戸城跡です。
与板歴史民俗資料館
所在地:新潟県長岡市与板町与板乙4356
銭淵公園
所在地:新潟県南魚沼市坂戸392
お六の湯
所在地:新潟県南魚沼市六日町1799−4
こちらは、健軍神社の方向を見据える、珍しい加藤清正の騎馬像。
交通量の多い道路に面しており、なかなか撮影しづらい像でした…
健軍神社参道(「健軍」交差点付近)
所在地:熊本県熊本市中央区神水1丁目34
明智光秀ではありませんが、今年の大河ドラマ関連の像もひとつ。
細川忠興と明智光秀の娘・玉の仲睦まじさを感じさせる夫婦像ですね。
勝龍寺城跡(勝竜寺城公園)
所在地:京都府長岡京市勝竜寺13−1
豊臣秀吉の養子となり関白となるも、後に追放の憂き目にあう秀次の像。
名君の風格を感じさせる、かなり凛々しい立像ではないかと思います。
近江八幡城跡(八幡公園)
所在地:滋賀県近江八幡市宮内町68
浜松城のすぐ近く、曳馬城跡に創建された元城町東照宮には、
三方ヶ原の戦いにのぞむ三十一歳頃の険しい顔をした徳川家康像と、
松下家に仕えていた十六歳頃の少年っぽい豊臣秀吉像があります。
元城町東照宮
所在地:静岡県浜松市中区元城町111−2
最後は、島原城にある天草四郎像…の隣りにある織田信長像。
岐阜城にある信長像と同じ型で、作者の北村西望氏は島原市出身だそうです。
島原城(島原城跡公園)
所在地:長崎県島原市城内1丁目1183
新井 良典
愛知県出身、三重県在住の社会保険労務士。一番好きな武将は大谷吉継公。現代にも活かせる人財づくりを戦国武将から学ぶ「いい武将研究会」を主催し、城や戦国武将に関する執筆や講演活動も行っている。
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