menu
< 前のページに戻る

満光寺

敵に追われた徳川家康を救った鶏の逸話で知られる寺

元亀3年(1572)、武田信玄(たけだしんげん)との戦いに敗れた徳川家康を救った鶏の逸話で知られる。武田軍の追っ手から逃れ寺に宿泊した家康は、住職に翌朝一番鶏が鳴いたら起こしてくれるよう依頼。翌日、その日に限っていつもより早く一番鶏が鳴き、間一髪で難を退かれることができたという逸話が残る。後に、家康はその恩に報いるため、この寺の鶏に三石の扶持(ふち)を与えたと伝わる。現在も寺では逸話と同じ種の小国鶏(しょうこくけい)を飼育している。

戦国勝の一押しPOINT

書院奥には江戸時代中頃に作庭された庭園がある。もとは室町時代末期に作庭されたが江戸時代に改修されたという。庭園は裏山の斜面を活かし巨石を配して造られた渓谷や飛瀑(ひばく)などの石組が特徴。「書院(しょいん)庭園」と「庫裏(くり)座敷庭園」の2つの庭園がひとつの庭のように巧みに構成されている(愛知県名勝指定)。

住所:新城市下吉田字田中140
アクセス:JR飯田線「本長篠」駅下車、新城市Sバス長篠山吉田線「下新戸」バス停下車(*平日6便 日祝振替日 運休)
駐車場:あり

近隣の史跡

マップから聖地を探す
エリア別・時代別 史跡一覧

徳川家康 新着記事 >

どこにいた家康 記事特集 >

家康公の生涯をたどる
徳川家康聖地巡礼TOP > 時代別史跡一覧 > 満光寺