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安久美神戸神明社

若き日の徳川家康が参拝し、後に思い出を語った「鬼祭」が行われる地

安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)は、平安時代中頃に「飽海(あくみ)」の地に創建された神明神社。明治18年(1885)年に現在豊橋公園内になっている地から奉遷、社殿は昭和になってから造営されたという歴史を持つ。社伝によれば、天文23年(1554)に、まだ竹千代と称していた頃の若き徳川家康が参拝し、社前の松の根元に腰を掛けて鬼祭(おにまつり:春の例祭)を観覧。その後、慶長8年(1603)征夷大将軍に任ぜられた家康は、京都の伏見城に宮司を呼んで鬼祭の思い出を語り、神領などを寄進したといわれている。

戦国勝の一押しPOINT

国登録有形文化財に登録されている本殿などの建物は、明治・昭和になって建てられたとは思えないほどの歴史を感じられる。社前にある「東照宮御腰掛松(とうしょうぐうおんこしかけまつ)」は後年のもので、かつて家康が腰かけたという旧社地である現在の豊橋公園駐車場あたりには「徳川家康公腰掛松旧阯」という碑があるので、こちらも併せて訪れるのがおすすめ。

住所:愛知県豊橋市八町通3-17
アクセス:豊橋鉄道東田本線「豊橋公園前」駅下車、徒歩約4分
駐車場:あり

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