menu
< 前のページに戻る

小折城

「小牧・長久手の戦い」の際、家康が訪れた城

天正12年(1584)、「小牧・長久手の戦い」の際、徳川家康が訪れたとされる。小折城は秀吉に対抗し、家康に救援を求めた織田信雄(信長二男)の母・生駒の方(信長側室)の実家・生駒氏の居城。城はこの地をおさめた土豪・生駒氏の屋敷だったが拡張を施し、城郭に改修した。小牧山城を本陣と定めた家康は、小牧山城と清須城を結ぶ交通路確保のため城をさらに改修。家康は信雄とともに小折城の櫓から周辺の状況を検分したという。元和元年(1616)の一国一城令により城郭部分は破却されたが、尾張徳川藩士となった生駒氏は旧領の小折村の支配を許され、在地の屋敷として存続した。

戦国勝の一押しPOINT

かつての城址、さらに屋敷址を示す遺構はなく、布袋東保育園の南西隅に石碑と説明版が建つ。明治初期に移築された生駒屋敷中門が県道172号線に面した廣間家に保存されている。

住所:江南市小折町八反畑147
アクセス:名鉄犬山線「布袋」駅下車、徒歩約15分
駐車場:なし

近隣の史跡

マップから聖地を探す
エリア別・時代別 史跡一覧

徳川家康 新着記事 >

どこにいた家康 記事特集 >

家康公の生涯をたどる
徳川家康聖地巡礼TOP > 時代別史跡一覧 > 小折城