天正12年(1584)、徳川家康と羽柴(豊臣)秀吉が戦った「小牧・長久手の戦い」。このうち家康が勝利した「長久手の戦い」にまつわる故事が伝わる地。家康は長久手へ向かう際に、小幡城主・織田源三郎(正信)方に一泊した。その際、家臣が稲荷社の霊験著しさを言上し、稲荷山より竹を伐り旗竿をつくり献上したところ、家康は大いに喜んだという。
江戸末期には小幡稲荷とよばれたが、明治12年に現在の社名となった。戦災により焼失したが昭和45年に現在の社殿を竣工した。
住所:名古屋市守山区小幡中3丁目13番44号
アクセス:名鉄瀬戸線「小幡」駅下車、徒歩約17分
駐車場:あり