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称名寺

徳川家康の幼名・竹千代命名ゆかりの寺

徳川家康の幼名・竹千代命名ゆかりの寺。天文12年(1543)2月26日(家康誕生から2か月目)の夜に、家康父・松平広忠(まつだいらひろただ)が睡眠中、夢の中で「神々のながきうき世を守るかな」という連歌の最初の句を与えられた。当時、広忠は毎月称名寺で連歌会を催していたので第二句として「めぐりはひろき園のちよ竹」と詠み、時の住職・一天和尚(いってんおしょう)がその句から幼名「竹千代」を献上したとしたと伝えられる。この時の連歌会で使用された文台、硯箱、連歌の書が伝えられ、碧南市指定文化財となっている。

戦国勝の一押しPOINT

家康祖先・初代松平親氏(ちかうじ)をはじめ松平家、徳川家にゆかりが深いため、境内には徳川家祖廟や昭和57年(1982)に建立された三州大浜東照宮がある。また寺周辺地域には醸造蔵や宗派の異なる10軒の寺が立ち並ぶ。

住所:碧南市築山町2-66
アクセス:名鉄三河線「碧南」駅下車、徒歩約10分
駐車場:あり

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