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小牧陣屋(小牧砦)

徳川家康が東条城の吉良氏攻めにおいて本陣とした砦

永禄4年(1561)秋、東条城攻略を目指す徳川家康(当時は松平元康)が本陣としたといわれる砦。松平軍は、東条城主・吉良義昭(きらよしあき)の家老・富永忠元(とみながただもと)の前に苦戦を強いられるも、藤波畷(ふじなみなわて)の戦いで勝利し東条城を攻略。東条城落城後は、戦で活躍した本多広孝の所領となり、以後本多氏・大河内氏の所領に。小牧陣屋はその後も代官役所として存続するも、明治維新を迎えた際に閉鎖される。

戦国勝の一押しPOINT

小牧陣屋の遺構は無いが、石で作った門と案内板がある。北側には徳川家康と吉良義昭の軍が争った藤波畷古戦場が広がり、「富永伴五郎(ばんごろう:富永忠元の通称)一族討死の地」など往時を思い起こさせる史跡もある。歩いて巡るのもよいが、上横須賀駅前の「コンパルふれあいホール」内でレンタサイクルが借りられるため、電車で訪れるならば小牧陣屋→藤波畷古戦場跡碑→東条城と自転車でまわるもよし。

住所:愛知県西尾市吉良町小牧郷後
アクセス:名古屋鉄道西尾線「上横須賀」駅下車、徒歩約15分
駐車場:なし

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