永禄3年(1560)、「桶狭間の戦い」の際、大高城兵糧(ひょうろう)入れを行った若き徳川家康(当時は松平元康)が攻め落とした織田方の砦。大高城の真東に位置し、周囲の鷲津砦(わしづとりで)や正光寺砦(しょうこうじとりで)などとともに大高城を封じ込める付城(つけじろ)として築かれた。
現在は直径50mほどのこんもりした山が残り、その周囲の道が空堀跡と考えられている。西方に大高城を望むことができる。
住所:名古屋市緑区大高町丸根
アクセス:JR東海道本線「大高」駅下車、徒歩約15分
駐車場:なし