もともとは松平一族の氏神として松平郷(豊田市)に創建された。松平氏の勢力伸長にともない岡崎の地に氏神として移された。江戸時代、三代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)により社殿を改築。本殿・幣殿(へいでん)・拝殿(はいでん)を連結させ、華麗な彩色を施した権現造りの社殿が完成させた。本殿・幣殿・拝殿(はいでん)・楼門・神供所(しんくしょ)などが国の重要文化財に指定されている。
5万石以上の大名だけが上ることを許されたという石段は、家康の命日(4月17日)にあわせ17段で造られたと伝わる。これをあがると極彩色の楼門、さらにその奥に華麗な社殿が現れる。拝殿に向かって左側にある絵馬掛の傍らには手相までわかる家康手形がある。
住所:岡崎市明大寺町耳取44
アクセス:名鉄名古屋本線「東岡崎」駅下車、南口より徒歩約2分
駐車場:あり